バニーちゃんにラブラブです。
どうしてこんなにステキなのか・・・恋とは盲目なのです。

自分用メモも兼ねて「四輪バギーとはなんぞや」ということについて、もう一度おさらいをしておきたいと思います。

まず、四輪バギーは大きく2つに分かれます。

一般的に中華バギーとか台湾バギーと呼ばれるものは、見た目はYAMAHAのYFZシリーズのようなレース専用車の模型バギーが主流のようです。
このタイプは元々トライクからの派生したようですが、私的には興味はありません。

もう一つは、QUADタイプと言われているYAMAHAのGRIZZLYシリーズのような四駆車両で、おそらくミニトラクターや農業用運搬車から派生したものだと思います。

四輪バギー(ATV) | ヤマハ発動機製品サイト
http://www.yamaha-motor.jp/atv/

QUADタイプの四輪バギーを中心に各種車両と比較してみました。

イメージ 1

「biggest tractor」クラスは別物ですが、大体こんな感じだと思います。
根本的に、四輪バギーって何なのか?という疑問にメーカーであるヤマハが答えています。

四輪バギー(ATV)とは | ヤマハ発動機製品サイト
http://www.yamaha-motor.jp/atv/what/index.html

結論からすると、主に農業や林業などの作業用運搬車という位置づけになります。
もちろんYFZシリーズのようなレース用は別物です。

注意すべきは上気のサイトのQ&Aにあるように、GRIZZLYシリーズなんかは公道は走れません。
さらに林道や河川敷など、一般自動車が入っていける所も道路とみなされますので、そういった場所でも走行できません。
つまり完全な私有地や農地、牧場、レースコースのような所に限定されるようです。

お国によって事情が違うので、同じGRIZZLYシリーズでも海外では公道を走れるようです。
日本じゃ残念ながら現状はムリです。


参考:HONDA ATV (日本で販売なし)
http://powersports.honda.com/OFFROAD.ASPX

参考:日本ATV協会
http://www.atvjp.com/


最近「KW G35」という名前でGRIZZLYタイプの模型バギーも出回っているようです。
図体はそれなりに大きく、重量も180kgと通常の中華バギーの2倍以上の重さがありますが、エンジンは公道仕様ということで49ccのまんまです。
横から見るとエンジンレスの車体かと勘違いするほどエンジンがちっちゃく見えます。(笑)
しかしお値段的にはどのショップも40万円前後と相当お高くなっています。

だったら本物の「YAMAHA GRIZZLY125」なんかは定価が38,6400円と比較的リーズナブルになっています。
もちろん、それなりに本物ですからエンジンが透けて見えることはありません。(笑)
公道が走れるということだけで、機能と値段が逆転しているおかしな事になっているわけです。


海外でもGRIZZLYシリーズは人気があるようですが、残念ながら日本の法律では公道を走ることが出来ません。
GRIZZLY700タイプで、どこをどう掻い潜ったのかナンバーを取ったという人をネットで見かけましたが、違法でしょうね。
メーカーが否定しているんだから間違いありません。

しかしこれぐらいお金をかけるんだったら、ジムニーの中古でも買ったほうがよっぽど実用的でパワフルです。
公道だった堂々と乗れますし、高速だって乗れます。(狙ってます)

あるいはパワー優先だったら本物のトラクターに乗るのが一番だと思います。
小型特殊自動車としてナンバーも取得できますし、公道も堂々と走れます。(最高速度が35km/h未満)
しかも田舎じゃ褒めてくれるほどです。「ジジの手伝いで関心じゃのー・・・」

もちろんパワーは半端無くありますので、GRIZZLYシリーズもオモチャに見えます。
スピードは出ませんが山林トコトコ・ツアーには丁度良いかもしれません。


まー東京のような街中を基準に法律を考えると「そんな特殊自動車なんているの?」ってなってしまいそうですが、しかし面積的に見ると日本列島はほとんど田舎です。
前人未到の山岳地帯もかなりあるほどですから、この手の法律は地方によって変えるべきじゃないかと思うわけです。
公共交通手段の整っている所と違って、地下鉄どころかバスすらもない我が地方では自力で移動するしかないのです。

今時は自転車ブームといわれていますが、正直ど田舎じゃ笑われます。
生活に直結していますからねー、お遊びの自転車じゃー生活できないんです。
まー遊びで自転車も乗っていますが・・・

現状のミニカーバギーは、トラクターのオモチャのオモチャということで児童用乗用玩具に非常に近いものです。
しかし、しばらくバニーちゃんに乗ってみて思ったのですが、これもう少しまともな仕様になれば十分田舎の生活にマッチする移動手段だと思います。
それこそ「GRIZZLY125」ぐらいを公道に開放してくれれば大ヒット間違いなしだと思います。

スピードを出さなければ、原チャリより安全ですし重量のある荷物も運べます。
高齢者の多い山手の田舎では電動のシニアカーなんて通用しませんが、バギー車ならバッチリだと思います。
地方分権のおりにはこういった法律の改正も期待しいたところです。

「じゃ実用性といいうことで軽自動車で十分じゃないか?」ということになるのですが・・・
しかも日本は雨も多いのです。

しかし、そこはやっぱり遊び心も大切じゃないか?
というこで強引に結論付けたいと思います。

まー自分が遊びたいだけですが・・・、