ラジコン無線装置もアナログから2.4G帯のデジタルに変わりつつありますが、2.4G帯はパソコンやゲーム機の無線LANでも使われています。
貧乏人の私にはまだまだ高価な2.4G帯のプロポセットなんか買えるわけがありませんが、自作するって可能なんでしょうか?
もちろん合法的にです。


それで思い付いたのはホビー向けのロボット用マイコンボードです。
たとえば、こんなものです。

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ロボット用マイコンボード「Coron」
http://techno-road.com/products/coron.html
標準価格 9,800円(税込)

ロボット用ボードということで基本はプログラムを保存し実行するための小型コンピュータですが、今時は無線ボードも繋げます。
無線ボードがあればパソコン等からリアルタイムなコントロールが出来るようになります。
つまりラジコンです。

こうなるとマイコンボードは超高性能でインテリジェンスなラジコン受信機に変身します。
このボードではサーボ数が16個もコントロール出来ちゃいます。つまり16CHですね。
2個のDCブラシモーターのコントロールも出来ます。
さらに普通のラジコン受信機にはないセンサー用入力ポートが6個もあります。
おまけにmicroSDの音声ファイルの再生やデータロガーまで出来るようです。


送信機に当たる部分は小型のパソコンやPDA、携帯ゲーム機で十分でしょう。
もちろん送信用プログラムは自由に書けますのでミキシング機能なんて無限大です。
市販プロポの様なちっちゃなGUI画面でセッティングに悩むことなんて無くなります。

当然ユーザインフェースの自由自在に作成できるので、従来型のステックコントローや、今流にタッチパネルのコントロールも思い通りに自作できます。

たとえば、腕に装着する養成ギプスタイプのコントローラーだって実現できるかと思います。
GUIによるリアルタイム・コントロールパネルや、難しいアクロパターンなんかを予めプログラムしておき、センサーと連動させて自動操縦なんてことも出来るでしょうね。

そう考えるとこのマイコンボードが素晴らしいものに見えてくるのです。
もうFutabaやJRの高価なプロポを買う時代じゃないのかもしれませんね。


夏休みの研究課題として1つ買ってみたいのですが・・・
もう一声安くなりませんかね?