ここしばらくポンポン船に没頭してきましたが、いくつか分かったことがあります。

◆エンジンの材質
ポンポエンジンに銅を使ったのは失敗でした。
銅は元々蓄熱性が高くて、ポンポンエンジンの熱の交換がうまくいかないのです。
結果、しばらくすると飽和状態となり細動が止まってしまいます。
薄いアルミのような熱交換がすばやい物が材質に適しています。

◆エンジン容量とパイプ
熱交換が持続しないもう一つの原因は、ボイラー(ダイアフラム)の容量と給排気するパイプの容量のバランスです。これかなり微妙かもしれません。
もちろん加熱する熱源の容量も大きければ良いというものはありません。
全体のバランスが大事なようです。

◆ブリキ船の秘密
テスト船では食品トレーのフロートにカマボコ板を使っていましたがこれも問題の一つです。
市販されているポンポン船は薄いブリキで出来ていて排水パイプが一体となっています。
つまり船体全体がパイプの冷却効果を高めているものと思われます。
力強いエンジンの給排気には一気に冷却するパワーが必要なのです。


以上のようなことを考慮すると、当初作っていたビール缶のエンジンが正解だったような気がします。
振り出しに戻りその路線で再チャレンジが必要なようです。

ということでビール缶製造が必要です。
頑張りたいと思います。
ウィ~
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