緊急経済対策と称して次々と繰り出される「問題先送り今だけ良かったら幸せ対策」には少々ウンザリしてきましたが、今度は省エネ、エコポイントらしいです。

何ですかこれ?

「省エネ家電購入支援」・・・家電に省エネなんて元々ないでしょう。
電気を消費するから家電というのです。

買い替えを助成するという考え方がそもそも省エネじゃないでしょう。
少々壊れても直して使うのが省エネの基本です。

製造段階でどれだけ無駄なエネルギーが消耗されているのか・・・
さらには廃棄にかかるエネルギー、またそのゴミから出る環境汚染・・・
小学生でもわかる問題です。

いったいどんなアホな基準で省エネを判断しているか?
終いには地デシ対応だったら・・何てことも言い出してきているようですが、
もう省エネ何てどうでもいいようですね。
かなり怪しい・・・きな臭い裏マーケットがあるんでしょう。

経済産業省・環境省・総務省がタッグ組んでいますからねー、相当美味しいんだと思います。
規制で儲けるお役所ビジネスモデルの典型的なパターンですね。

エコと言いつつも買い替えを促進する経済対策だけが目的であり、環境問題は二の次であることは明白です。
ただ先日の高速道路値下げでは、環境問題は全く無視し排ガスを巻き散らす温暖化加速対策だったので多少は接頭語で配慮したのでしょうか?
大量生産、大量消費の実にアメリカンなビジネスモデルです。

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今回のエコポイント、総事業費は5兆円、1人25万円の借金を抱えます。
だったら接頭語の中途半端な「省エネ」なんて取ってしまって、何でも買える25万円分の商品券を配ってほしいものです。元々私達のお金なんですから・・・そうすればラジコンも買えるしね。

休日に、家で寝転んで大型テレビを見ながら昼寝するより、ラジコン買って田んぼで元気よく飛行機飛ばして一日遊ぶ方がよっぽど省エネでしょう。
だったらラジコンは立派な省エネ家電(電動機部門)じゃないですかねー、ダメ?

泣けるのはこのポイントの還元方法です。
「商品カタログで選んで下さい」って結婚式の引き出物じゃないんですよ。
商品券との引き換え案も出てきているようですが、それだったら最初っから配ればいいでしょうが。

日本に住んでいるだけでどんどんアホな借金を背負わされます。
全くもって有難い話です。

末期ですね。

しかしまーそろそろ「エコ商法」は止めませんか?
一時は流行った「マイナスイオン商法」よりもたちが悪いですよ。