コンサルというサルの飼い方

どこの世界でも最近は「コンサル」という新種のサルが出没している。
このサル達は、山から山へと移動しながら、あっちで聞きかじり、こっち嘘ぶく。
資源調達は、消費現場で補うため燃料切れを起こさない仕組みである。
一見よくできた永久機関的なビジネスモデルに見える。

確かに、情報が少ない大昔の社会なら、こういった渡りサルの存在意義はわからないでもないが、
今時の情報過多で溢れかえっている世の中にこの手のサルは必要ないでしょう。
ところがこのサル達、そこら辺はよく心得ており、渡り歩くのは山奥が多い。

このサル達の最大の問題点は、結果を出さない、結果に責任を持たないことだ。
よって気軽なアドバイスを適当に行い、結果が出なかったら二度と戻ってこない。（ニゲサル）
もし現場が頑張り結果が出れば、私のアドバイスのおかげだとばかりに先生顔で舞い戻る。
さらには、その成果をさも自分が導いたとばかりに全国を風潮して歩く。
アホなサルである。

まーしかしこの世の中、気弱な経営者が多い。
自分で判断できない経営者程サルを飼いたがる。
決して安い買い物ではない、よく血統を見極め素性の良いサルを飼育すべきだ。
先生ではなく「雇ってやっているのだから結果を出せ」と飼い始めよう。
うまく使えば良い広告媒体にはなる。