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大層なタイトルですが、やっていることは小学生クラスのオコチャマな話です。
でも以外と直感的に判りやすい検証です。

釣竿号(別名F.Rod DLG)は、日々変貌を続けていますが、先日は垂直尾翼の一部を大胆にカットしました。
ノコギリで約40mm程下面をカットしました。(中を抜いて下をくっ付けた)
目的はラダー機としての操舵効果のアップを狙ったものですが、重量にして1g強の軽量化にもなります。

元々この垂直尾翼はFireworks靴侶浸罎ら、何も考えずに作り出したのが失敗でした。
Fireworks靴魯┘襯蹈鷂擎未砲茲蠢狢匹垢襪海箸鯀按鵑箸靴討い泙垢里如▲薀澄爾魯薀鵐岨?銈猟梢弊を最大限に考慮されたデザインだと思います。結果、垂直尾翼は非常に大きく横滑りはしますが、機体を傾ける力が上面と下面で打ち消し合って曲がり辛いデザインです。
今回はこの下面をカットして、上面に効果を集中させて機体を傾ける効果のアップ狙ったものです。
結果は良好で、操舵性は一段とアップしコントロールしやすくなりました。
(もちろん、うなりグライダーの上半角あってのことですが・・・)

もう一つの効果として1g強の減量ですが、たかが1gでどれだけの効果があるかを検証してみたのです。
図では簡単な小学生レベルの天秤計算を行っています。
釣竿号のような極端にテールの長い機種では1gでもそれなりの効果があります。(たぶん)

Excelで作った簡単な計算式ですが、数値を色々いじってみると面白い結果が出ます。
特に機首の長さを短くすると、その効果は更に増します。(当たり前)
全重量300g程度の機体ですが、10g変われば飛び方もかなり違ってきます。
機首に10g程積むのであれば尾翼を3g程軽くすることで全体コストもかなり削減できるということになります。
飛びは確実に違ってきます。
まー鼻面の長い機体の方が作りやすく安定的であることは一目瞭然です。
(だから紅葉号には苦労した)

ただ、これはあくまでも数値計算のお遊びですので、静止状態を前提に重力のみとしたお話です。
さらには重心位置の考え方も不十分ですし、質量も本来は連続的に存在するのでこんなに簡単に計算することはできません。
現物での実験を行うための目安程度と考えて、実機テストが何より重要です。
もちろん飛行している時は風の力がまともに働きますので、重量バランスよりも形状に大きく影響されます。
といった判り切った大前提を加味した上での話ですけれども・・・

テールは軽い程良いと言われる理由はわかるのですが、反面、強度も重要です。
釣竿号も既に一度、ランチ時に垂直尾翼を割りました。(根元からバリっと)
修理し以前に増して強度アップしているのですが、その接着剤の重量分は加味していません。(ハハハハ)

結論(実験には結論が必要です)
テールは出来るだけ軽く、とにかく強く作ることが重要です。(当たり前)
更には、机上ではなく実験ありきで即実行が重要。
行き当たりばったりでも、いつかは当たるかもしれないという「宝くじ思考」で行きましょう。
もっといえば、結果より過程が楽しいのだ、試行錯誤を楽しみましょう。

全くもって意味の無い考察でした。