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天候は曇り、気温は暖かく風は穏やかです。
ミニSALの初フライト決行です。

まずは、調整飛行ということで、テール部分を持ち水平飛行させて飛行状態を確認します。
ところが、すごいピッチング、まるで木の葉が舞うようにヒラリ、ヒラリです。
どうやら重心ポイントは思ったより前ぎみのようです。

足元に転がっている小さな石ころ2個程頭に積み込みバランスの調整をしました。
これでなんとか飛行機らしい飛び方をするようにはなったのですが、
ちょっと気を抜くとピッチングを起こしてしまいます。(水平尾翼が小さすぎるのか?)

おおよそこの機体の癖がわかったところで、一気に投げ上げてみました。
この機体にはペグはありませんが、翼端を親指でグッと摘んで投げ上げれば大丈夫なようです。
機体が薄っぺらいためか、軽く投げてもピューっと上空まで上がります。
スローイングは非常に気持ち良い機体です。

ただやっぱりスピードが落ちて来ると酷いピッチングを起こします。
ここで一度自宅に帰り調整のやり直しです。

最終的には頭に5グラムの錘を積みました。(また重くなった)
再度テスト飛行をしてみましたが、かなり素直に飛ぶようになりました。
少しダウン気味に飛行させると急なピッチングも起こしづらいようです。

ようやく、そこそこ安定して飛ばせるようになった頃に・・・やってしまいました。
スローイング直後、頭からまっ逆さまに突き刺さりました。
どうやら原因は、サーボの故障のようで、リカバリーできず激突です。

機体が軽いためか大きくは壊れませんでしたが、主翼にヒビが入りました。
既に修理は完了していますが、サーボを積み変える必要があります。

結論的に、この機体、翼長の割には翼弦長を欲張ったため、ピッチング方向のコントロールが非常にシビアになってしまいました。思い切って少しカットすれば、より安定的に飛行ができるかもしれません。

また一歩「魚飛行機」が遠退いた感じがします。
見た目は魚の骨のようですが・・・