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図面だけでは、どうもしっくり来ない。
かといって3Dモデルに起こす程暇でもない。
となれば、とにかく立ち上げてみるに限る。

材料はおなじみ食品トレーを短冊に切ったもので、非常に軽いが弱い素材です。
トレーは約3mm程度の厚みがあるので3mm角材として切り出します。
あっという間に使い切れない程の材料が手に入ります。
もちろんタダです。

今回は構造の確認が目的なので、前回のダンボール・ピッツの半分のサイズです。

プロッタ出力した設計図の上で、発泡スチロール用接着剤で組み立ていきます。
まず、上部のフレームを作り、次に下のフレームを作ります。
この状態では、どちらもフニャフニャです。
最後に上下を合わせて、筋交いを入れていきます。

これが大変で、柔らかく折れやすいため力加減が難しいのですが、組み上がって行くと、驚くほどしっかりしてきます。

最終の組み立てが終わった状態では、当初のフニャフニャ感が全く無く、がっしりとしたフレームが出来あがりました。

これこそ確かめたかったところで、やはりこのフレームの設計は優れていることが確認できました。

元々は、構造確認用の試作モデルでしたが、小さなモーターを使えば、このままでも飛ばせる程の強度があります。
しかも現時点の重さは、たったの2グラムです。超--軽い!

一般的な輪切りスリットを入れたものではないので、実物と同じシルエットのが再現できます。
何よりもピッツ好きには、このフレーム構造がたまらない。

ちなみにここまでの作業時間は約3時間です。

この方法で、主翼も作ってみようかと思っています。