つい最近「食育基本法」が制定されましたね。
知ってましたか?

この法律は簡単に言えば「国を上げて食に対する教育・指導をしていきますよ」といういうことです。まーそれだけ切羽詰った状態になりつつあるということですね。
どう思われますか?

この法律の根本は食料自給の問題ですが、それだけ日本の食料は危機的な状況にあることは間違いありません。
自給率の問題は、食文化の変質が原因の一つですが、これを元々あった道に戻そうという法律で、これは消費する側の法律です。

食に対する安全・安心の関心が高まっているこの時期だからこそ、法律化する絶好のタイミングであったのだと思います。それと食料を生産する側、つまり農業や漁業が今後ますます加速度的に衰退していくことが大きな要因です。

まー都会の坊やが考えた法律ですから、お子ちゃまっぽい所もありますが、この程度が丁度良いビジネスになるのだと思います。

ポイントになるのは「地域活性」でしょう。これなくして、この問題は解決できません。その点は大当たりだと思います。

「食は命の連鎖」と以前に書きましたが、「命を作り出せる産業」は農業と漁業ぐらいだと思います。その命の元が消えてなくなろうとしているのですが、これは国を上げて取り組むべき重要な問題ということなのです。

まー「そこまでしなくても・・・」なんて思われる方もいるかと思いますが、それは認知不足。かなりヤバイです。少し勉強すればわかります。
そのうちに「ダイコン1本、100万円」なんてね。

今日は何を食べたか思い出しましょう。
明日は何を食べますか?
それは何ですか?

というお話しでした。