久々にゲームを一つ買った。
たまたま休みをとったので、ぶらぶら近くのショッピングセンターに出かけて、いつもの通り衝動買いである。
かなり前に発売された「ぼくのなつやすみ2」というゲームである。勿論中古であるが・・・

一部のマニアには支持されたゲームのようで、通称「ぼくなつ」といわれているようである。
プレーをしてみて、確かに良く出来たゲームである。
今時のゲームに多いような過激な表現はどこにもない。
これなら子供たちにもと思い、試しにさせたらしっかりはまった。

このゲームは基本的にはアドベンチャーゲームであるが、別に何もしなくても良いというのが面白い。
舞台は昭和50年代の田舎の港町で、海で泳いだり、釣りをしたり、虫を取ったりと何をしても良いのである。
丁度私の幼い頃の時代と同じで、ゲームをしているとその頃に遊んだ山や川のことを想い出した。

ゲームの中では絶対的な時間が流れており、朝のラジオ体操から、朝食、自由時間、夕食、自由時間、就寝といったリズムがある。
また、夏休みということで8月1日から8月31日まで、実質30日間の時間をここで過ごすことになる。

実にゆったりした時間設定で、プレーしているだけでのんびりした気分にさせてくるゲームである。
最終の30日くらいには、夏休みが終わってしまうという、あの切ない気分まで味わえる。

もう夏休みを経験することは一生ないであろうが、夏を先取りし、懐かしい日々に浸るにはピッタリのソフトである。
今更ながらオススメです。

オフィシャルページ
http://www.playstation.jp/scej/title/bokunatsu2/