その中でもライブスチームは飛び抜けてお金のかかるオモチャで、人を乗せて走る大型の物になると数百万円単位の資金が必要になる。まーその趣味の無いものにとっては全く理解の出来ない世界といえる。
私の場合、大型の人を乗せて走るものには興味が無いのであるが、というか鉄道模型そのものではなく、そのエンジンに興味がある。
以前にスターリングエンジンを作ったことがあるが、低温度差エンジンということで、回るには回ったが、吹けば止まるような微かな力で、「エンジン」という言葉からイメージする力強さがなく、なんだか物足りなく感じました。その点、蒸気エンジンは少々荒っぽく作ってもパワフルに動作するわけで「エンジン」としての魅力を感じます。
ということで、先日ネットオークションで一つ落としちゃいました。
ライブスチームといっても「あきら製作所、弁慶号キット」で、鉄道スケールモデルというよりは、蒸気エンジンの動作原理を理解するための教材用モデルといったものです。それでも簡易的な首振りエンジンではなく、しっかりしたスチームエンジンを2基搭載した出来の良いものです。
このキットは現行モデルで1台1~2万円程度するのですが、今回はこれを2台セットで2千円で落札しました。つまり1台1千円です。まずは超破格値でGETできたことに満足です。
勿論、新品の組み立てキットで、おまけとして固形燃料が約50個も付いています。しかも、なんと特別仕様モデルでした。(車輪が一般品のチープな型押しタイプではなく、真鍮の削り出しタイプ)鋳物のテスト台付、おまけに真鍮を磨く研磨剤付。これはラッキー!!
もともと、2台もいらなかったのですが、2台あればこれはこれで色々と楽しめそうです。おそらく2台目には車輪は付けないでしょう・・・ムフフフフ
以後、製作記を書いていきます。