自然環境の話しをフリましたが、実は人が自然といっているものは、人に対して利用しやすく変えた人工的なものなだということを理解している必要があります。一般的にいわれる自然というものは、周りに人が住んでいる以上その殆どは人工的な姿です。例えば、田舎の山や野原、田園風景などはその殆どが人間が作り出してきたモノなのです。ここで言うモノとは本来のモノではないかとも思うこの頃です。ある種それは共存、共生であり、パラサイトなものだと思います。

ある種それは人が住みやすくようにコントロールされたものですが、実は万有のちからでコントロールもされているものだともいえます。それはある時は自然の驚異であったり、天災であったりするわけです。そうやって「自然」とバランスがとれているとうことであれば、それは「自然」なのかもしれません。しかし、今の世の中は、そのバランスが少しおかしくなりつつあるようにも思います。結果的にはそれもありきなのかもしれませんがね。

まーそういう意味で私の基本的なポリシーは、「自然にやさしいモノづくり」を基本にしてはいるのですが、というか自然の圧力から逃れるというか、害のないモノ、つまりはどうでも良いモノということで、言い換えれば体勢に影響のないつまらないモノだったりします。

なんだか本来のモノ作りの話しにちっとも戻ってこないのですが、なんだかんだといって表層で捉える前にその深層を踏まえておくことが重要と思いまして。そういう意味でそろそろ軽い話しに持ち込もうと企んでいるところです。次回は、思いっきり軽くなるぞっと。