なんだか弁解がましいフリ話が続きますが、まーそうは言っても人間、個で捉えると大した事は出来ないもので、取りあえず目先1m以内程度(手足がとどく範囲)なところしか見えていないのが現実です。そんな中で手探り足探りしながらもがきながら生きていくものなのでしょう。

気になることとしては、最近の風潮で「モノづくり」は良いことだという流れがあるようですが、対象によっては、諸手を上げてそれになびくのはどうかなとも思います。確かに近視眼的に経済活動的にだけ捉えればそういう見方も出来るかもしれませんが、この世の中、別に人間が生きていく上で必ずしも必要でないものまで周りはモノで溢れかえっていますから、何でもかんでも作れば良いというものではないのではと感じています。これは非常に重要なことだと思います。生活に必要な最低限とまでは言いませんが、ある程度自重することも必要ではないでしょうか。

基本的に欲求について、私なんかはド田舎育ちなもので、都会育ちの人とはまた人生観はかなり違うと思うのですが、人間、ある程度回りに最適な自然環境があれば、あせくさ働くことはしないもので、「なんとかなる」という基本的な精神状態を保てるものです。これは非常に動物的な反応なのだと思います。例え大地震や天災が起こったとしても回りに緑があれば人間なんとかなるものです。まーこういう感覚が私の中に全般的にあるがゆえに、かなり適当な性格が形成されたのだとも思います。(一部反省)