キッチンも整う。心も整う。体も整う。家族も整う。『整う食卓』徳本幸子です。

今年の初めは何もかも「うぜえ」「めんどくさい」とばかりの小4男子でしたが、

今ではサッカーチームの指導者に、

自分の考えたフォーメーションを持ち込んで

一緒に戦略を考えるようになりました。

大人に対する「交渉力」を身に付けた彼。

この変化は何で起こったかといいますと、

ズバリ「食事」と「睡眠」です。

（サッカーだけどホームラン打った気分）

今年1月から約3カ月間、

片づけしながら

苦手だった料理と、考えるのが嫌だった献立を

楽しみに変えたお客様のご長男がこの小４男子です。

何を聞いても「うぜえ。」

「○○やって！」というと「めんどくせえ」

おうちの中はイライラの宝庫。

お母さまはこれから大きくなる長男に、

不安と自分の子育てに対する自信を無くしていました。

自信のないことのひとつに、

「料理」があったのですが、

片づけサポートの中に、

「一緒に料理を作れる環境を整える」

事をメニューに入れました。

家族が食べたいものを聞く

苦手なものを聞く

この料理はどうやってできてるのか？考える

子供たちと作ってみる

こんなことをゲーム感覚で取り入れました。

片づけも子供たちで出来るようにします。

そうしたら真っ先に食いついたのが

この長男でした。

「マジ？！生姜焼きってそんな簡単にできるの？！？！」

作るって楽しい！

どうやってできてるのか？わかるとうれしい！

兄として下の子たちに作るのが嬉しい。

しまいには、『鮭フライ』の材料を自分で仕込めるようになりました。

実は料理って、食べ物って一番会話が増えるんです。

毎日毎日会話をして、

悩んだら放置せず「家族ノート」をホワイトボードかわりに、

自分の悩みの原因を明らかにする。

その繰り返しなんです。

しかし、食事と睡眠がおろそかだと、

「作ろう！」

「やろう！」

というエネルギーすら出てこない。

車と全く同じです。

ガソリン入れただけじゃダメ。

エンジンかからないと走らない。

悪路や長距離に耐えられる足回りがないと

思ったところにたどり着かない。

ノウハウを知ってても、

土台がしっかりしてなかったら、

結果は伴ってこないんです。

このご家庭は、寝る時間はとても早く毎日同じでしたので、

睡眠に関しては申し分ありませんでした。

食事と睡眠

お子さんだけじゃないですからね！

お母さまたちも全く一緒です。

長男は今回の「持ち込み企画フォーメーション」の前に、

「選手の起用法」について

コーチに交渉した経験があるんです。

・うまいからといって、練習にも来てない選手を使われるのは嫌だ。

・僕たちはへたくそでも、一緒にやってる仲間と試合がしたい。

・結果、試合に負けても納得。だから練習をする。

・練習にきていないうまい選手を使って試合に勝っても、

僕たちは嬉しくない。

だから、いつも練習に来てるみんなで試合をしたい！

そう訴えたら、

コーチは納得してくれました。

この交渉も、長男がお母さまに相談して、

内容をおうちでまとめて一緒に考え、

彼の背中をお母さまが押したんです。

その成功体験が彼の身になって、

「フォーメーション」を直談判できるようになったんです。

食事を整えて、

困難にむかう体力・気力をつける。

食事を整えるためにも、

片づけして、

マッハで食事を作れるようになること。

家族が簡単に食事を作れるようになること。

それが子供たちの素晴らしい未来を創る可能性であることだな～

と感じるエピソードのご紹介でした。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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「交渉」が上手くなった小4男子のお話。