キッチンも整う。心も整う。体も整う。家族も整う。

『整う食卓』徳本幸子です。

本日は片付け現場での出来事。
９０歳を超えるおじいちゃま。
沢山の靴から選び抜く「選択力」の源は、

まさしく

「自分軸」

であったお話です。

（作業終了時の気分です！）

前回は8月にお邪魔したのですが、
その時は、今回の主人公の次女（Bさん）の片付けでした。
依頼人は、次女の妹、Cさんです。

Cさんには、お姉さんがもう一人（Aさん）いらっしゃって、
お二人共通のお悩みは、

OVER90のお父様が住んでいるおうち、

すなわち、A・Cさんのご実家の荷物が多く、

モノを出しづらい。足元の安全が確保されない。生活が把握しにくい。

それと、

次女（Bさん）の様子。
片づけが苦手な上に、メンタルが不安定で、

生活をいい状態に保てない。

この2つです。

今回の依頼も、Bさんのお悩みで駆け付けたのですが、
玄関開けたら・・・

こんな感じでした。

Aさん、Cさんが、
お父様の足元安全確保のために、
玄関を整える作業の最中でした。

Aさん・Cさんも、
依頼内容と違うので、

作業を中断さなろうとしたのですが、

このまま玄関を整えるほうがいいのか？
と
本来のお悩み解決と
どちらがいいのか選んでもらいました。

私は断然、

玄関整える！をおススメしました。

だって、

お父さん。。。

前回おあいした時より

キラキラしてるんです！！！

絶対間違いないと感じました。

昭和を生き抜いた
お父様独自のモノに対する考えや、

会社経営者の頑固な一面をご心配されたのですが、

ご提案をすぐ受け入れてくださり、

作戦変更で玄関を整えることにしました。

私はお父さんとお話しながら、

靴に対する思い出とか、

どういうときに使ったとか、

どこで買ったのか？
聞いてました。

で、そこで一言おっしゃったんです。

「これを履いて外出たいな～～～」

いやいや、できますって！

それからは、全て未来のお話にチェンジ！

どうやら、お父様は、
きちっとした服装で、金融機関へ行ったり、

役所へ行ったり、自分のことをしたかったようです。

そうしたら話は早い。
年齢が年齢だけに、足元の安全・歩きやすさ・履き心地は

もちろん考えた上で

「似合うかどうか？」

外にいきますからね～～。

かっこいいほうがいいじゃないですか！

お洋服も素敵なものをお持ちのお父様。
ファッションショー。
家族でデパートで買い物しているような。

和やかな雰囲気ですすみました。

こんな感じです。
↓↓↓

何度も試し履きをし、
画像奥のエレベーターまで歩くを繰り返しました。
安全を最大限に確保し、
娘さん2人に見守られつつ。。。

楽しくなったのか？

杖が手放せなかったお父様が、
杖なしで歩いてしまったりも。
（もちろん、しっかり見守ってます！！！）

20足以上の靴が
8足へ厳選。

躊躇しないで、ご自分で選び抜いた結果です。

「これ、カビが生えてるからいらないね」

「これ、履きづらいからつかわないね」

「・・・（似合うかどうかファッションショー）」

「もったいない」という言葉を一言も出さずに、

ポンポンと決めていくOVER90の潔さ。

「この靴を履いて外に出たい！自分の事をしたい！」

という気持ちだからではないでしょうか？

確かに高齢者のかたって、
考えが固いところはあると思うのですが、

「高齢者」っていう
色眼鏡でみてしまってるから
本当の気持ちをわかろうとしてなかったのかあ？って、

とても反省した瞬間でした。

お父様、A様、C様、気づかせてくださり、ありがとうございました。

お父様を見習って

私も「○○したい！」気持ちを大切にしていきます！

人が喜んでる姿って、
ほんと～～～～に楽しく、エネルギーがあって、
素敵です。

そんな姿を一つでも多くみられるように、
今日も1件、頑張ってきます！

最後までお読みくださり、ありがとうございました

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日付の分だけモノを手放すミンスゲームを
楽しんでいるのはこちらのグループです

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