「自分の行動」は本当に自分で決めているのか?「受動意識仮説」 | 喜多川リュウの『Life is Art』〜豪華客船コーディネーター

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週の半分を東京で、もう半分をで田舎で暮らしながら、
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還暦までに「やり残していること」にも挑戦していきます!

「受動意識仮説」という説があることを知った。

 

自分の行動、たとえば、手で頭をポリポリ掻くとか、他人に挨拶をするとか…

自分の意思で行なっていると思っている行為だが、

じつは自分の脳が指令を出す前に「行為」が先に行われているというものだ。

慶応大学の実験で、そんな結果がでたそうだ。

 

こうなると「自分の思考力とはなんだったんだろう?」と考えてしまう。

 

音楽にたとえると、自分が演奏家で、自分の意思で自由に音楽を奏でていると思っていたのが、

実際にはただの(ラジオのような)受信機のようなもので、

宇宙の(?)どこからかくる指令に従って「音」を流しているだけだったことになる…。

 

「ひと」は単なる受信装置なのか?

 

壮大な「宇宙の意図」に操られているだけなのか?

 

この答えにいつかはたどり着けるのだろうか?

 

 

【意識は幻想か?―「私」の謎を解く受動意識仮説】

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科前野隆司教授