今回で3回目のPOSTMAN参加の松浦さんの体験談です。

 


今回は、子どもたちに音楽活動を通して、「今日も楽しいな、明日も頑張ろう」という
モチベーション、明日への生きる力を育んでいるNPO法人に寄付をさせていただきました。

 



そこへ参加している子ども達はゴミ山で生活している子ども達も多く、ゴミ山から売れるものを探すのが仕事です。

生活環境は日本で生活している我々にとっては信じる事が出来ない光景が広がっていましたが、子ども達はとても笑顔で溢れていました。

そこで暮らしている子ども達は日々の練習や演奏会などで小さな成功体験を積み重ね、音楽という生きがいを見つけて、自分から積極的に様々なことに挑戦しておりました。

 



「当たり前」に感謝する事、「目指す事があることがどれだけ幸せか」という事を学ばせていただきました。

 

 

これからも毎年、参加させていただければと思います。

松浦 悠記

こんにちは。

JIYU youthチーム代表の yuria です。

 

2025年12月4日から6日にかけて、フィリピン・セブ島で POSTMAN PROJECT 2025 が開催されました。

そのプログラムの一環として、セブ島を拠点に活動されている日本発のNPO法人Seven Spirit さんのスタディーツアーに、私たちJIYU youthチームが参加させていただきました。

 

今回は、そのときの体験を共有したいと思います。

 

 

NPO法人Seven Spiritとは?

 

Seven Spiritさんは、フィリピンの子どもたちに音楽やスポーツに触れる機会を提供し、

その活動を通して、学びや成長のきっかけを届けている特定非営利活動法人です。

オーケストラやスポーツなど、仲間と一緒に何かを成し遂げる経験を通して、

子どもたちは社会の中での自分の役割や責任、そして他者を思いやる気持ちを自然と学んでいきます。

「子どもたちが自ら考え、自分の人生を切り拓いていけるように、

その道を少しだけ歩きやすくする」

 

これが、Seven Spiritさんのミッションです。(公式HP Our Mission より一部引用)

 

私たちはまず、スラム街の近くにあるSeven Spiritさんの事務所を訪問しました。

そこで理事長の 田中宏明さん から、団体の理念やフィリピンの経済状況、そして田中さんご自身の体験談など、たくさんのお話を直接伺うことができました。

どれも教科書やネットでは知ることのできない、現地に根ざしたリアルなお話で、とても貴重な時間でした。

その後、Seven Spiritさんが音楽活動を行っている地域のひとつ、事務所から少し離れた場所にある「ゴミ山」を訪問しました。

 

 

私たちが参加した現地での活動

 

フィリピン・セブ島の「ゴミ山」とは、スカベンジャーと呼ばれる人々が、ゴミの中から売れる資源を拾い集めて生活している巨大なゴミ集積場のことです。

私たちが訪れたゴミ山は、すでに閉鎖されていて新しいゴミは運び込まれていませんでした。 それでも、そこにはまだ多くのゴミが残り、その中で遊ぶ子どもたちの姿がありました。

 

 

 

観光客が訪れるような場所ではないため、最初は少し戸惑った様子だった子どもたち。

それでも、恥ずかしそうにしながら、練習している音楽を私たちに聴かせてくれました。

 

彼らが使っていたバイオリンは、日本で使われなくなったものが寄付されたものです。

「前はゴミ山で遊ぶことしかなかったけど、

Seven Spiritのおかげで楽しい趣味ができて嬉しい」

そう話してくれた一人の少女の言葉が、とても印象に残っています。

 

 

日本にいる私たちにとって、音楽はとても身近で当たり前の存在です。

でも、彼らにとってそれは決して当たり前ではない。そのことを、実感として深く感じました。

 

事務所に戻ると、近くのスラム街に住む音楽活動をしている子どもたちが集まってきてくれました。

一緒に音楽にちなんだゲームをしたり、直接お話をしたり。言葉や環境が違っても、音楽を通して自然と心が通じ合う時間は、本当に特別でした。

そして、子どもたちがオーケストラを披露してくれました。

全部で3曲。使われている楽器はすべて、日本で使われなくなったものや寄付によるものです。

それでも、その演奏は驚くほど素晴らしく、こんなに小さな子供たちが、こんなにも一生懸命、そして美しく音楽を奏でていることに、心から感動しました。

 

 

 

 

 

この体験を通して

 

今回のスタディーツアーを通して感じたのは、「機会」があるかどうかで、子どもたちの世界は大きく変わるということです。

Seven Spiritさんの活動は、何かを一方的に与えるのではなく、 子どもたち自身が「好きなこと」や「夢中になれるもの」に出会い、自分の力で未来を考えていくための土台を作っているのだと感じました。

音楽が、ただの娯楽ではなく、人とつながり、自信を育て、未来への希望になる。

今回出会った子どもたちの笑顔と演奏は、 私たちJIYU youthチームにとっても、これからの活動を考える上で大きな原動力になりました。

 

この経験を胸に、私たち自身も、「誰かの人生を少しだけ歩きやすくする存在」であり続けたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

yuria

 

2025年12月のセブPOSTMANに、大学生の奥田芽依さんが参加されました!

体験談をご紹介します!

 

 

 

2024年にJIYUのYouthチームで高校生メンバーとして活動した経験があり、今回ご縁があって、実際に「POSTMAN」プロジェクトに参加させていただきました。

自分たちが学校で集めた文房具やランドセルが、実際にどのようにして現地の子どもたちに届けられているのか、その過程に今回立ち会うことができました。

 

参加を決断した理由は本当に単純で、興味があったからです。

 

「支援を必要としている人たちはどのような人々なのか、どのような生活をしているのか、実際に会って話して自分の目で確かめたい。」という、単純な興味と好奇心に突き動かされました。

 

 

台風被害により学校訪問は中止になってしまったものの、避難所を訪れて現地で支援を必要としている人々と交流したり、ゴミ山で実際に生活する方々の日常生活にお邪魔させてもらったり、音楽を通して成長する子どもたちと遊んだりするなど、貴重な機会をいただくことができました。

 

どの場所に行っても強く感じたのは、とにかく人々が明るいということです。

 

 

今まで恵まれた生活を送ってきた私の日本人的な価値観からすると、辛く大変に見える日々も、彼らにとっては日常生活であるのだと気づきました。

 

みんなが陽気に、その瞬間を一生懸命に、大事に生きているように感じられ、国籍や環境は違えど同じ人間であるのだと実感し、また、その明るさから元気と笑顔をたくさん貰いました。

 

 

その一方で、こうした不平等さから目を背けてはいけないと思いつつも、同時に彼らをただ憐れみ、支援を「してあげる」側に回ることには違和感を覚えました。

少なくとも、私が現地で交流した人々は、自分たちの生活に全力で向き合っていると感じたからです。

その全力さを、私は日本で暮らしているうちに少し忘れてしまっていた気がして、彼らを見習うべきだと強く思いました。

 

今回実際に現地に行き、人々の実情を目の当たりにし、また現地で尽力されている「DAREDEMO HERO」さんのような団体様の行動力を見て、「ただの大学生である私には何もできることがないのではないか」と正直思ってしまったこともありました。

 

しかし今回の経験を通して、自分にできることは少ないかもしれないけれど、確実に言えるのは、常に彼らのことと、彼らを取り巻く状況を知ろうとし続けることがとても重要だということに気づけたということです。目を背けたり、自分の生活だけに夢中になったりして、せっかく今回経験して得た彼らとのささやかな関係を絶やさないようにすることが大事だと強く思いました。

 

 

セブ等の子どもたちと、私たち「POSTMAN」は、確かに物資を届ける側と、それを必要とする側という関係性ではあります。

しかしそこには、互いを同じ人間として純粋に交流する関係性も確かに存在していると感じました。

ボランティア活動は、一方的にこちらが支援することでは全くないと思います。

むしろ、私は今回、彼らからもらったもののほうが多いと感じています。

あれほど活力にあふれた場所で、人々と楽しい時間を過ごせたことは、日本でいつもどおりの大学生活を送っていたら、絶対に経験できないことです。

 

まだ学生の身分でありできる範囲は限られていますが、大学生だからこそできる活動があるのではないかと、今は純粋にワクワクしています。

まだまだ始まったばかりのJIYU Youthチームですが、これから先、活動内容をどんどん広げていきたいです。

 

 

 

 

DAREDEMO HEROさんの引率のもと、セブでのボランティア2日目にラプラプにあるラーニングセンター、そしていわゆる「ゴミ山」と呼ばれる地域を訪問しました。

滞在していたホテルの周辺も、一本路地を入るだけで街の空気が大きく変わることを感じていましたが、実際にゴミ山のエリアに足を踏み入れ、その感覚は現実として突きつけられました。

 



まず訪れたラプラプのラーニングセンターでは、DAREDEMO HEROさんの教育支援を受けている子どもたちと直接交流する機会をいただきました。
子どもたちはクリスマスソングに合わせたダンスを披露してくれ、さらに私たち一人ひとりの名前を呼びながら、心のこもった歓迎をしてくれました。その姿から、日々大切に育まれている環境と、教育の持つ力を強く感じました。

 



ゴミ山の地域では、ゴミの中から食べ物や価値のあるものを探し、それを生活の糧として生きている人々がいます。
道の勾配でさえ、ゴミの上に土が重なり、さらにその上にゴミと土が層を成している状態で、私たちが何気なく歩いている地面の下には、ゴミによって形成された土地が広がっていると聞きました。

一見すると「ゴミを捨ててはいけない」という法律は健全に思えますが、この地域ではゴミそのものが生活基盤です。ゴミを失うことは、生きる手段を失うことと同義であり、仕事と生活を求めて、あえてゴミ山の近くへ移り住む家族もいるという現実があります。

そのような環境の中で生活しているにもかかわらず、子どもたちの目は驚くほど輝いており、笑顔には夢と希望があふれていました。
子どもたちの将来の夢には、教師や医師など「誰かの役に立ちたい」「家族を守りたい」といった、まっすぐで力強い想いが込められていました。

未来への希望は、遠いものではなく、「今ここ」に確かに存在している――そんな表情をしていました。

 



地域の方々には、食料や衣類などの支援物資を無事にお届けすることができました。
午後には、DAREDEMO HEROさんの奨学生の子どもたちともお話をする機会をいただき、前日に訪問した避難所へ、ランドセルや文具を届けました。

奨学生を代表して前に立った子どもたちが、自分の夢をまっすぐな言葉で語る姿は非常に印象的で、教育を通じて「選択肢」を持つことの大切さ、そして継続的な支援の意味を改めて深く考えさせられる時間となりました。

支援の現場では、心からの「ありがとう」を感じ取ると同時に、物資を届けるだけの短期的・一時的な支援だけではなく、継続的な支援や環境づくりこそが本当に必要なのだと強く感じました。

DAREDEMO HERO代表の内山順子さんは、「支援は変化である」とお話されていました。
今回関わらせていただいた子どもたちの中から、これからの社会を担うリーダーが生まれることを心から願うと同時に、支援する側である自分自身も、自己実現をしていくことに責任があるのだと実感しました。

実際に現地を訪れたことで、
「世界のどこか遠くに、かわいそうな人たちがいる」という漠然とした認識は、
「心でつながる仲間や家族が、世界にいる」という確かな実感へと変わりました。

この体験は、単なるボランティア活動ではなく、これからの生き方や関わり方を見つめ直す、大きなきっかけとなりました。

「POSTMAN」プロジェクトとして、今年もフィリピン・セブ島へ行ってきました! 

今回のメンバーの半数以上が初参加。

そんな初参加メンバーの一人、塩野さんのエピソードを中心に、現地のリアルな空気感をお届けします。

 

「自分に何ができるんだろう?」からのスタート

ボランティアにはずっと興味があったけれど、「自分に余裕ができたら」「もう少し落ち着いてから」……。

そんなふうに、無意識に一線を引いていたという塩野さん。

「正直、行く直前まで『私に何かできること、あるのかな?』って不安だったんです」

そんな等身大の不安を抱えながらも、少しの勇気を出して飛び込んでみたセブ島での初日。

 待ち受けていたのは、想定外の事態でした。

 

 

吹き飛んだ不安と、子どもたちのエネルギー

例年同様、小学校へ学用品に寄付をするべく前日入りしましたが、

突如フィリピン沖で発生した熱帯低気圧の影響で、現地の小学校はすべて休校に...

 

急遽、場所を変更して私たちが向かったのは、1ヶ月前の台風がもたらした洪水などで家を失った方々が暮らす「避難所」、

事前にニュースでは見ていましたが、セブでは2025年は特に台風の被害が甚大でした。

 

 

「避難所と聞いて、正直、少し暗い雰囲気なのかな……と想像していました。でも、着いた瞬間にその思いは全部吹き飛びました!」

そこにいたのは、とにかく明るくて、元気いっぱいの、真っ直ぐな子どもたち。 

支援物資を渡すたびに、「Thank you!」と最高の笑顔を全力で届けてくれました。

縄跳び、バスケ、水風船、塗り絵、シャボン玉、タトゥーシールにダンス! 

次から次へと子どもたちが集まってきて、一緒に笑い合っているうちに、塩野さんの心はどんどん癒されていったそうです。

 

 

「ないもの」より「今ここにあるもの」を。

塩野さんが一番心に残っているのは、「楽しかった」という思い出以上に、子どもたちがまとっていた「空気感」でした。

「決して安心できる環境じゃないはずなのに、あの子たちは“ないもの”を嘆くより、“今ここにあるもの”を全力で楽しんでいたんです。未来を心配する前に、今日をちゃんと生きている。その姿に、ガツンと心を打たれました」

 

今回同行していただいた、現地の「DAREDEMO HERO」さんの姿勢にも、深く感動したと言います。

 一時的な支援ではなく、里親制度を通じて子どもたちの人生に長く関わり、「夢が消えないように守る」という本気のサポート。その姿が、本当にかっこいい印象を与えてくれます。

 

 

「今を楽しむ」

日本で暮らしていると、恵まれた環境にいるはずなのに、つい不安ばかりが先に立ってしまうことがあります。

でも、セブで出会った子どもたちは、どんな状況でも前を向いて「今」を謳歌していました。

「支援をしに行ったはずなのに、気づけば私のほうが大切なものをたくさん受け取っていました」

今回の経験を、これからの人生や仕事にも活かしながら、「今を楽しむ」という在り方を大切にしていきたい。

そう語ってくれた塩野さんの表情は、セブの子どもたちに負けないくらい晴れやかでした。

 

 

 

 

 


 

誰かのために一歩踏み出したつもりが、いつの間にか自分自身が一番勇気をもらっていた。 そんな素敵な循環が生まれるのが、POSTMANの活動の醍醐味かもしれません。

塩野さんのように「まずは見てみよう、感じてみよう」という小さな一歩が、誰かの笑顔に、そして自分自身の新しい明日に繋がっていく。

私たちはこれからも、そんな「想いの架け橋」であり続けたいと思います。

 

今回お世話になったDAREDEMO HEROの皆さん、そして最高の笑顔をくれたセブの子どもたち、本当にありがとうございました!