10年前、雑誌『anan』に1年間にわたり掲載されたものだそうです。
分かりやすい文章で書かれているため、肩肘張らずに読めます。
内容は気取ったり、飾ったりしたところが全くなく、庶民的で親しみというか好感がもてます。
共感できるところが多かったです。
「ドーナツの穴はいつ誰が発明したか」とか「人はなぜちらし寿司を愛するか」について語られたり、きんぴら作りに最適なBGMについて語られたりで面白いです。
笑える話が多く、心がほっとする和み系エッセイで気持ちが軽くなります。
こんな世の中だからこそ皆さんにもお薦めしたいです。
