さてさて
注射から
インスリンポンプ(注入機能のみ)に変更した感想シリーズその2です。
その1はこちら
以下、4つにわけて詳しく感想を書きます。
邪魔~不便~
よかったな~いいな~
んん? 検討中
こうなったらいいな
今回は
よかったな~いいな~です。
今回も簡単な説明をつけていますがわかるかたは読み飛ばしてください。
わりとよく聞く利点が多いし、ながいです
インスリンポンプは身体にカニューレをつけて
インスリンを充填したポンプ本体がすこーしずつ持続的にインスリンを注入しています。
なので、つねにインスリンを身体に着けて携帯していることになります。
なので
いつ、どこでもうてる
ポンプ本体を操作するだけでインスリンが体内に注入されます。
なので仕事中や電車の中、外食など、肌を露出するのがちょっと嫌だわ
ってなる場面でもインスリンをうつことができます。
今までもそんなに苦痛だ!とは思ってないつもりだったんですが、いざ解放されてみると気持ちがか・な・り・楽
食前が高めのときにごはんのまえに軽く1単位だけ打つとかいうのも気軽にできるし
打ち方いろいろ
食事や補正のインスリンは0.1単位刻み(設定でもう少し細かくもできます)で打てるし
〇単位を〇時間かけて流すというスクエアボーラスも使えるし
普通の打ち方(注射と同様)とスクエアボーラスを組み合わせて(デュアル)打つこともできます。
考えることが多いですが、メリットでもあります。
注射では0.5単位ずつまでしか打てませんでしたが、その間の0.2とか0.3とかが打てるので細かく補正ができます
食事インスリンも細かいカーボ比率に合わせることもできますし、
打ち方もすぐ上がる米食はノーマル多めにしたり、
後上がりしやすいパン食はスクエア多めで引っ張ってみたりするとうまくいったり
(ポンパーさんが公開してくださってる情報を参考にまだ研究中です)
ボーラスウイザード(自動計算機能)
・・・って実は最初に1回使っただけだわ
あらかじめカーボインスリン比とインスリン効果値、インスリン効果時間を入れておくと
食べる糖質量を入力したら、残存インスリンも考慮しながら
必要なインスリン量を計算してくれる便利機能です
(血糖値を入力すると補正も計算してくれます)
糖質量入力にボタンをぴこぴこするのが面倒で使ってません
SAP使いさんは本体に血糖値が表示されるから御用達かも
基礎を打つ時間を考えなくていい
ポンプだと基礎インスリン部分は設定どおり自動的に注入されます。
注射の時はトレシーバを朝に打ってました。
打ち忘れないようにしなきゃ という緊張感があったのから解放されました。
(寝坊したりで昼頃打ったりしてたけど)
基礎の配分を変えられるし止めることもできる
導入理由のわりと上位がこれでした。
午前中あがりやすい対策ができればしたかったのと
低血糖のときや低血糖になりそうな時に基礎を止めることができるのと、
たんぱく脂質多めの時に基礎を多めにしたら後上昇をちょっとコントロールしやすいかなあと。
仕事中の低血糖は極力回避したいので、基礎停止はちょこちょこ使っています
使いこなすのはこれからかなあ・・・。
不規則勤務者にはポンプはおすすめってよく書いてあるし、
女子の日の関係も合わせやすいようですよね~。
これはこれから便利さがわかってくるかな
合計インスリン量が表示される
発症以来ほぼずっとTDD(総インスリン量)をメモってます。
注射ではノボラピッド、ヒューマリンR、トレシーバと3製剤使用だったので、
これを計算するのが面倒だったのが、ポンプだと自動計算してくれます
ポンプに充填したインスリンが足らなくなるとペンを併用したりするので、
そんなときだけ手動で足しますが、たまーになので手間がかなり減りました
注入履歴がみられる
ポンプ本体でしかみられないのが不満ではあるけれど、
何時に〇単位打ったというのがわかるので、何単位打ったかな? というのがありません。
ペンだと何単位うったっけ? ってなったりしてたので助かります
インスリンを体内で無駄なく使えている感じ
完全に気分の問題だというかたもいると思いますが、
外来性のインスリンを使うのは体内での吸収経路の違いや代謝・分解の違いや添加物などにより、
内因性インスリンよりも身体に負担をかけているだろうと思っています。
今まで3つの製剤を使っていたのが、ノボラピッドだけになって、
身体に与えている負担が軽くなった気分
気分の問題だけではなく、必要なインスリン単位も少しですが減ったので、
体内でインスリンを無駄なく使えている感じがしてうれしい
機械の実在により膵臓機能を外注している感じ
こちらも気分的な問題ですが
機械が実在すること、その機械が問題なく機能していること
基礎インスリンを多少なり操作できること
追加インスリンも気軽に投与できること
投与が機械でさりげなく行えることで、
精神的にどうやらうっすらともやっと感じていたらしい”1型糖尿病患者”感が薄れて
”すい臓機能を外注しているだけ”な感じがして気分的に楽です。
言い換えると
ペン型とはいえ注射器という医療機器を毎度毎度みて、
針を身体にさすことを意外と負担に感じていたんだなあと思います。
さてさて今回も長くなりました
が、まだ続きます。
次は検討中なことと、こうなったらいいな です。


