前回の記事ではバイオリンについて書きましたが今回はフルートについて
フルートについては始めてからまだ2ヶ月しか経っていません。が、感じた難しさを書いてみます。
・アンブシュアの難しさ
フルートは他の木管楽器のように口でくわえたり、金管楽器のようにマウスピースを唇につける楽器ではないです。アンブシュア(音出しの口の形)を作り息を穴へと吹き込むのですが、これが難しいです。
今回、レンタルした楽器が届いてから子供の初レッスン日まで1週間ほど時間があったので、先に子供に頭部菅だけでの音出しをやらせてみたものの・・・
スカ〜〜(空気が抜ける音)
音が全然出ませんでした先生曰く、頭部菅で音が出せるようになるまでの時間は人によって違うとのこと。
・酸欠でクラクラ、肩こり
これは音楽経験全くなしの夫が、「自分もやってみる!」とバイオリンとフルートの両方を試したのですが、フルートは上記理由で数回で脱落し今はバイオリンを練習しています。ただ、酸欠については続けていくと、体がすぐ慣れていき小柄な次男でも大丈夫そうです。
また、夫はフルートを持ち続けるよりは、肩におけるバイオリンの方が体の疲れがマシとのこと。私はバイオリンでも首肩がすごく疲れてしまいます。この辺りの悩みは同じかなと。
・中音域、高音域が出にくい
はじめは低音域から慣れていったのですが、フルートの運指は低音域と中音域が同じ運指の音が多いです。つまり息の出し方によって低音・中音を分けて出すのですがこれが難しい!中音を出そうとしても、低音が混じってしまったりします
・練習場所
バイオリンがミュートがあるのに対してフルートはありません。フルート、中音域や高音域になると意外に音は響きます今はアメリカで日本よりも広い部屋に住めているので、両方とも問題なく練習できますが、日本に帰国した後の練習を考えるとフルートはバイオリンよりも場所や時間を考える必要はありそうです。
ここからは良い点を・・
・バイオリンより上達度を感じやすい
これ、2ヶ月間毎日練習したバイオリンよりも感じました。運指を覚えて、息の出し方がそこそこできるようになってくると吹ける曲が出てきます。
バイオリンでは左手の動きに夢中で、曲に対する表現など正直程遠いのですが、フルートだと息の調節でできたりしてテンションが上がります。
・音程がバイオリンよりも取りやすい
前回記事で書きましたが、バイオリンでは指で弦をおさえて適切な音程を取るのが難しくいまだに私はできません。フルートだと、運指の通りにキーを抑えることでその音が出てくれます(息の入れ方で音程はちょっと変わりますが)。これ、私にとっては嬉しい限りです
次の④が最後です。