タダほど恐いものはない。。
7月14日
翌日、ホステルの女性に連れられて、バス停に。この日乗る予定のバスは違う会社で予約してるから、チケットは要らないとのこと。
そんなはずはあるだろうか?
念には念を入れて、旅行会社のスタッフにも尋ねる。
要らないらしい。
30分ほど待って、寝台バスが来て乗ることはできた。
しばらく眠っていて目を覚ますと、バスの添乗員が電話を差し出した。
話を聞くと、何かをチェンジしてほしいと言っている。ただベトナム訛りがあり、はっきりとは聞き取れない。とりあえず名前を尋ねると、バス会社のスタッフだという。
チケットに関するトラブルだろうか。。スタッフに電話を返すと後ろに来てくれと言われる。後ろの方の座席からベトナム人の子供とお母さんが出てきて私にお礼を言う。そうか、きっとバス酔いしたのだ。私は快く受け入れた。
ところが、一番後ろに行ってようやく意味がわかった。一番後ろの座席は横に五人並んで座り、横の人に肩があたる、非常に狭い。しかも私の席は真ん中だ。クーラーも壊れていて、30度越えているだろう。周りの乗客もブツブツ文句を言っている。これであと7時間はさすがに無理がある。果たしてどこまで持ち堪えれるのか。。
ちょうど5時間ほど走ったところで、欧米人の若者たちがどっと降りていった。そこはビーチリゾートだった。ようやくクーラーが利いていて、窓の外が見える席に移動した。景色を眺めながらのバスの旅は快適だ。しかし地図を見るとあと4時間くらいはかかりそうだ。
到着は夜の9時頃になった。出発してから11時間が経っていた。
バスで知り合ったベトナム人の男性にどこに泊まるか聞かれ、もし良かったら友達の家に泊まりに来たらどうだと誘われた。扇風機しかないが、タダで泊めてくれるそうだ。しかし、これが後々恐ろしい結果を招くとは。。。
その友人の家にタクシーで向かい、到着すると家に案内された。奥行きの広い大きな家だった。
着いてシャワーを浴びてきたらと勧められる。その次の言葉に凍りついた。
"Take a shower together."(一緒に入ろう)
最初はジョークと思い、
"No no no no... Not with you."
と返すと、彼の表情は真剣だった。私は全くその気はないが、以前からなぜかゲイの人たちから声を掛けられることが多い。
その後、ディナーを食べに行くことになり、海辺のレストランに行った。そこで新たに2人の友人を紹介された。お酒を呑みながら様子を伺っていると、どうやら、4人ともゲイだ。しかも4人でベトナム語を喋りながら、こちらをちらっと見てニャッとする。四人の内の1人がこちらを見ながら高い奇声を発する。周りは笑っているが、私には恐怖以外のなにものでもなかった。彼が私の方にもたれ掛かりながらベトナム語で語り掛けてくる。さすがに我慢出来ず、
"What a fxxx!!"
と叫ぶと、
"sorry joking, joking."
と言っていたが、私にとっては全く面白くない。
彼らはまだまだ飲みたそうだったが、私は疲れたから、帰ると告げるとみんなも帰ることになった。
恐怖は続く。。
部屋にはマットレスが一つだけ置いてあり、
"we sleep together."
と私に言う。
"No I sleep by myself."
彼はパンツ一枚になり、私にも暑いからシャツを脱いだらいいと勧めてくる。もちろんNoだ。さすがに床がタイルなのでマットレスで眠ることにした。横になっても、彼の質問は続く。
「彼女はいるのか?」
「女は信用出来ないぞ。」
「俺は女に裏切られ続けた。」
しかも質問しながら段々近寄ってくる。
「Back off!(下がれ!)」
と叫ぶと、謝って少し端によった。
私はいつでも近寄って来たら反撃できるように警戒していた為、全く眠れなかった。
7月15日
次の日何とかこの日の内に出発しなければと旅行会社に向かった。
バスのチケットは売り切れだったが汚いバスでもいいからと無理言って、席を確保した。
その後、カフェで珈琲を飲んでいるとまた新しい友達を呼んだようだ。彼もこちらを見ながらニヤッとする。その笑みに深い意味はないのかもしれないが、その時の私は相当マイナス思考だった。
近くに座っていた女性たちが私に話しかけてきてくれた。大袈裟に聴こえるかもしれないが、私にとっては救いの女神に見えた
しばらく楽しく話をして、彼女たちと別れ、再び現実に引き戻される。そのまま、逃げたかったが荷物は彼の友達の家だ。。
昼は川の近くのベトナムBBQの店に行くことになった。チキンはとてもおいしかったが、どうも本気で楽しむことは出来なかった。ふと彼の携帯が目に入ったが、マッチョな男の写真を見て盛り上がっている。間違いない。
もう一人友達を連れて来たが、彼は自己紹介をしてすぐに、
"You like."
と言ってきた。
深く考えなくても、言いたい事はわかる。
"I like you"
バーベキューが終わってからみんなでサウナに行こうと言われたが、断固拒否した。
出発前にまだ少し時間があり、ビーチに行く事になった。この街はかなり拓けた観光地で、ビーチは多くの人たちで賑わっていた。ビーチを歩き回り、しばらくすると一緒にいた2人が、
「こっち、こっち。」
と手招きをする。2人と少し距離を置いてビーチに座ってくつろいだ。本当に長い一日が終わろうとしていた。ただそのような環境に身を置いたことがなかったので、相当ストレスが溜まった。よく考えると彼らは悪い人たちではないのかもしれない。
ふと静かな彼らに目をやると、その目線の先には、、、
マッチョな欧米人がバク転をしている!
それを見ながら彼らはしばらくニヤニヤしていた。
今回の体験を通して、人を簡単に信用してはいけない事、タダという言葉に気を付けなければならない事を身に染みて実感した。
ブログランキング始めました☆皆さんのワンクリックでランキングが上がる仕組みです。お手数ですが下の世界一周ボタンのクリックよろしくお願いします!

にほんブログ村
翌日、ホステルの女性に連れられて、バス停に。この日乗る予定のバスは違う会社で予約してるから、チケットは要らないとのこと。
そんなはずはあるだろうか?
念には念を入れて、旅行会社のスタッフにも尋ねる。
要らないらしい。
30分ほど待って、寝台バスが来て乗ることはできた。
しばらく眠っていて目を覚ますと、バスの添乗員が電話を差し出した。
話を聞くと、何かをチェンジしてほしいと言っている。ただベトナム訛りがあり、はっきりとは聞き取れない。とりあえず名前を尋ねると、バス会社のスタッフだという。
チケットに関するトラブルだろうか。。スタッフに電話を返すと後ろに来てくれと言われる。後ろの方の座席からベトナム人の子供とお母さんが出てきて私にお礼を言う。そうか、きっとバス酔いしたのだ。私は快く受け入れた。
ところが、一番後ろに行ってようやく意味がわかった。一番後ろの座席は横に五人並んで座り、横の人に肩があたる、非常に狭い。しかも私の席は真ん中だ。クーラーも壊れていて、30度越えているだろう。周りの乗客もブツブツ文句を言っている。これであと7時間はさすがに無理がある。果たしてどこまで持ち堪えれるのか。。


寝台バスの中。二段になっている。運が悪いとトイレが荷物置き場になっている。
ちょうど5時間ほど走ったところで、欧米人の若者たちがどっと降りていった。そこはビーチリゾートだった。ようやくクーラーが利いていて、窓の外が見える席に移動した。景色を眺めながらのバスの旅は快適だ。しかし地図を見るとあと4時間くらいはかかりそうだ。
到着は夜の9時頃になった。出発してから11時間が経っていた。
バスで知り合ったベトナム人の男性にどこに泊まるか聞かれ、もし良かったら友達の家に泊まりに来たらどうだと誘われた。扇風機しかないが、タダで泊めてくれるそうだ。しかし、これが後々恐ろしい結果を招くとは。。。
その友人の家にタクシーで向かい、到着すると家に案内された。奥行きの広い大きな家だった。
着いてシャワーを浴びてきたらと勧められる。その次の言葉に凍りついた。
"Take a shower together."(一緒に入ろう)
最初はジョークと思い、
"No no no no... Not with you."
と返すと、彼の表情は真剣だった。私は全くその気はないが、以前からなぜかゲイの人たちから声を掛けられることが多い。
その後、ディナーを食べに行くことになり、海辺のレストランに行った。そこで新たに2人の友人を紹介された。お酒を呑みながら様子を伺っていると、どうやら、4人ともゲイだ。しかも4人でベトナム語を喋りながら、こちらをちらっと見てニャッとする。四人の内の1人がこちらを見ながら高い奇声を発する。周りは笑っているが、私には恐怖以外のなにものでもなかった。彼が私の方にもたれ掛かりながらベトナム語で語り掛けてくる。さすがに我慢出来ず、
"What a fxxx!!"
と叫ぶと、
"sorry joking, joking."
と言っていたが、私にとっては全く面白くない。
彼らはまだまだ飲みたそうだったが、私は疲れたから、帰ると告げるとみんなも帰ることになった。
恐怖は続く。。
部屋にはマットレスが一つだけ置いてあり、
"we sleep together."
と私に言う。
"No I sleep by myself."
彼はパンツ一枚になり、私にも暑いからシャツを脱いだらいいと勧めてくる。もちろんNoだ。さすがに床がタイルなのでマットレスで眠ることにした。横になっても、彼の質問は続く。
「彼女はいるのか?」
「女は信用出来ないぞ。」
「俺は女に裏切られ続けた。」
しかも質問しながら段々近寄ってくる。
「Back off!(下がれ!)」
と叫ぶと、謝って少し端によった。
私はいつでも近寄って来たら反撃できるように警戒していた為、全く眠れなかった。
7月15日
次の日何とかこの日の内に出発しなければと旅行会社に向かった。
バスのチケットは売り切れだったが汚いバスでもいいからと無理言って、席を確保した。
その後、カフェで珈琲を飲んでいるとまた新しい友達を呼んだようだ。彼もこちらを見ながらニヤッとする。その笑みに深い意味はないのかもしれないが、その時の私は相当マイナス思考だった。
近くに座っていた女性たちが私に話しかけてきてくれた。大袈裟に聴こえるかもしれないが、私にとっては救いの女神に見えた

しばらく楽しく話をして、彼女たちと別れ、再び現実に引き戻される。そのまま、逃げたかったが荷物は彼の友達の家だ。。

昼は川の近くのベトナムBBQの店に行くことになった。チキンはとてもおいしかったが、どうも本気で楽しむことは出来なかった。ふと彼の携帯が目に入ったが、マッチョな男の写真を見て盛り上がっている。間違いない。
もう一人友達を連れて来たが、彼は自己紹介をしてすぐに、
"You like."
と言ってきた。
深く考えなくても、言いたい事はわかる。
"I like you"
バーベキューが終わってからみんなでサウナに行こうと言われたが、断固拒否した。
出発前にまだ少し時間があり、ビーチに行く事になった。この街はかなり拓けた観光地で、ビーチは多くの人たちで賑わっていた。ビーチを歩き回り、しばらくすると一緒にいた2人が、
「こっち、こっち。」
と手招きをする。2人と少し距離を置いてビーチに座ってくつろいだ。本当に長い一日が終わろうとしていた。ただそのような環境に身を置いたことがなかったので、相当ストレスが溜まった。よく考えると彼らは悪い人たちではないのかもしれない。
ふと静かな彼らに目をやると、その目線の先には、、、
マッチョな欧米人がバク転をしている!
それを見ながら彼らはしばらくニヤニヤしていた。
今回の体験を通して、人を簡単に信用してはいけない事、タダという言葉に気を付けなければならない事を身に染みて実感した。
ブログランキング始めました☆皆さんのワンクリックでランキングが上がる仕組みです。お手数ですが下の世界一周ボタンのクリックよろしくお願いします!
にほんブログ村




