DMZ(Demilitarize Zone) 朝鮮半島の非武装地帯 | Feeling the Earth - 「現地人だけが知る地球の歩きかた」

DMZ(Demilitarize Zone) 朝鮮半島の非武装地帯

DMZ(demilitarized zone)とは、非武装地帯と言われ、
武装してはならない地域となっています。
武力衝突を避けるために韓国、北朝鮮がそれぞれ国境(軍事境界線と言います)から2kmの距離をおいています(合計4キロ)。民間人はそのゾーンに入ることができません。
そのツアーに参加してきました




第二次世界大戦後北緯38度線で領土を分割。1950年北朝鮮が韓国へと侵入し朝鮮戦争が勃発します。北朝鮮にはソ連と中国が援助し、韓国にはアメリカ、イギリス、オーストラリアなどが援助しました。
1953年に休戦に至りましたが、いまだ和平条約は結ばれていません。

今回のツアーで両国の緊迫感を実感しました。金正日が亡くなった時は北朝鮮が攻めてくる危険性があったので、このツアーは催行されませんでした。

ソウルから北へ1時間ほど行くと、そのDMZゾーンに入るのですが、必ずパスポートが必要となります。国によっては入ることが許されていません(ロシア、中国、イラク、イランなど)。


川沿いを車で走っているとあちこちに韓国軍の監視台があります。ガイドさんの話によると去年は80人ほどの脱北者がいたそうです。その川にはいくつか橋がかかっていますが、もし北朝鮮軍が攻めてきたら、いつでもダイナマイトで爆破するそうです。その河川の中も潜水艦が攻めて来れないようにブロックされているそうです。


今回のツアーのメインとなるのが、北朝鮮軍が韓国に侵入するために掘ったトンネルです。1970年代に3つ、1990年にも1つ見つかっています。当時は北朝鮮側は軍事目的ではないとか、炭鉱を掘っていただけだと言っていたのですが、脱北者の証言や、炭鉱などないことから北朝鮮の戦略であると判明しました。

トンネル内の様子


トンネル内は撮影禁止で、深さ70メートルくらいの場所まで下っていきます。トンネルは狭いところでは幅1メートル高さ1.5メートルといったところでしょうか。頭をぶつけるのでヘルメット着用です。トンネル内には小さな穴がたくさんあいています。それは北朝鮮が使ったダイナマイトの跡です。そのくぼみもすべて北朝鮮側からなので彼らの仕業であることを裏付けています。このようなトンネルが4つ発見されたことを考えるととても恐ろしい事実です。




トンネルの跡展望台から北朝鮮の領土が見えるところまで行ったのですが、あいにくの天気でよく見えませんでした


今回のツアーは朝鮮半島の歴史と現状を知る上でとてもいい勉強になりました。先日のミサイル実験でもあったように、緊迫した状況は続いています。その矛先はいつ日本に向くかわからないので、心配です。。。

旅好きイギリス人の家族(マーカス、クレア、イザベル)とシンガポール人の男性(ヤップ)韓国人のツアーガイド(ユージン)というメンバーでしたが、いろんなお話ができて良かったです



イザベルちゃん(イギリス)