金属造形展@天神山文化プラザ2016

挑戦的な、最初で最後となる(実際人手も経費もかかるので)であろう「建築する管楽器」の展示と体験型イベントが終了いたしました。

来て下さった皆様、体験してくれた奏者の方々、サポートしてくれた館の方、お手伝いしてくれた作家の先生方、本当に本当に有難うございました。

 

僕の思い付きから数年、図面を書き始めて10ヶ月。

一生懸命育ててきたわが子を産み落とす事が出来ました。

 

数十年前は当たり前だった「アバンギャルド」の芸術へ少し思いを巡らせる事が出来たとお声も頂けました。

 

演奏体験して下さった方は了承を得て感想の声を撮影させて頂きました。

製作の過程から搬入、建築設置、演奏、と解体搬出までをDVDに短く編集したいと思っています。

時間を見つけて少しずつ進めるのでご興味ある方が居たら真備会場にて上映致します(個人の撮影ですので配布はいたしません。ご了承ください。参加者感想部分をカットした配布バージョンも検討中です。)

 

山陽新聞夕刊の一面に掲載される事が出来ました。

山陽新聞デジタルにも掲載されています。

 

金属造形展代表の田中先生。

お茶を点てて下さる日に和装で搭乗して下さいました。

 

先生のお茶は厳かながら、非常に幅の広い知識を分り易く話して下さる、為になるお茶の時間でした。

 

お客さんも僕の居た日は常に数名、いつも来て下さっていて、説明やデモ演奏を続ける事が出来ました。用意していた60枚以上のチラシは全て手渡しさせて頂きました。

有難うございました。

 

僕の両親と家内のお父さんも作家としての必死の結晶を見に来てくれました。(普段は僕の活動には基本的に後ろ向きなんですが。。)

 

真備ワークスペースで実験を繰り返した通りの、それ以上の響きでコンセプトを超える楽器として、老若男女問わず楽しんで頂けました。

体験者の声は18名ほど撮影許可頂いてコメントもらいました。

今後のシェイプに活かして行こうと思っています。

 

 

 

そして解体、搬出。トラックを貸して頂いた「木村家」木村さんありがとう。

真備ベースへ帰還した本体

大きい新入りが次の出動に備える事になりました。

今後もメンテナンスと改良を施して行きます。

まだまだ楽器としても、進化の伸びしろを感じられる面白い素材です。

ぶら下げる柱や梁は壁に立てて格納

真備にディジュワークでお越しの際は試奏出来なくもないので(ちょっと準備が要りますが)御連絡下さい(ぶら下げていないので、体感的には30%ほどの感動となりそうですが、機能の確認にはなります^^;)