先日の西阿知M&Mディジュワーク。
当主のIkawaさんが、ドイツへ行かれてるKimuraさんとの合奏が出来ない為、Oshimaさんとのデュオ曲を仕上げつつ、同構成の曲をソロに挑戦。
ドイツの息子さんは東洋人初の快挙となるオペラの主役をされるそうで、われわれ日本人の、そして音楽を志す人にとっても、さらに外国の文化を僕らなりに昇華させる努力を続けている人にとっても、誇り高き事と思います。
もちろん僕らのディジュは、ここの土と水と空気で、ここにしかない個性的かつ素晴らしい花を咲かせる事が出来れば、オリジナルの文化圏の人へもメッセージは伝わると思います。
インプロビゼーションジャズの大先生佐藤允彦氏のお言葉は今でも浸み込んでおります。
さて、なかなか長文書く間が無かったんですが、東京ツアー報告記
混みに混んでたどり着いた翌日の最寄駅(前日到着日は深夜まで打ち合わせ)
そこの中華料理屋
10年ほど前にポンタ御大や山下先生とセッションした懐かしのジロキチ
ジロマスのディジュリドゥは超ヘビーなボトムサウンドだったそうな。
今回もジロマスディジュリドゥという事でピックアップして下さっています。
本番ステージでは前半後半セットリストも、コード、メロ、ソロすべて組んで臨んだ上の、そして全部壊して再構築する、本当にステージドンパチする音楽芸術の極地の様な、怒涛のライブとなりました。
僕らも望む望まないに関わらず、進行していく状況に最善の対応しか出来ませんでした。
持てる全てのアイデアとスポ根魂で、お客様とお店と、ミュージシャンシップを成立させる、大いなる挑戦でした。
ライブ後も各ミュージシャンの音楽芸術に対する個々の思いが交錯し僕もナイーブになりましたが、「ディジュリドゥはここ5年で最高の音楽だった」とビクターの方にコメント頂けただけで報われた気がしました。
タップの粟村さんのご出身(コンガの河野さんもギターの小川さんも尾道です)
との事で同級生の方々が大勢来られていました。
ななかまど
一周年記念という事で張り切って行きたかったんですが、連日の疲れかギターの小川さんがインフルエンザで休場
急遽タップ用のバックトラックは現代的ステージの極地である「アイパッドをネット接続」し、ステージ中に曲を選んで再生(それもユーチューブとかのオンラインもの)
かなり飛び道具でしたが、サウンド自体はオーケストレーションだったり、ジャズコンボだったりと場面転換になりました。
もちろん操作は指示通りに僕がコントロール。ややこしかったけど無難に出来ました。
ディジュコーナーもたっぷりとって頂けたので、竹ディジュやCDが販売出来ました。
準備も入れて4~5日かかったツアーでした。
経済的には物販物のみの入り程度でしたが、自由や責任、脱力や根性などなど本当に勉強になるツアーでした。
しかし、体が資本と痛感しましたTT