僕のディジュリドゥは、まず楽器製作から始まり、その楽器を活かした作曲・練習・発表と進んで、一緒に吹きたい!とか、その楽器が欲しい!って言ってくれる方に販売させて頂いて、そこから演奏方法とか作曲方法とかをワークで伝えていく、という感じでお仲間を募っている感じです。
総合的に、楽器(基本はディジュリドゥ)のエンターテイメントを網羅する事が必要になって来ます。普通は分業なんですがね~
という事で、竹ディジュ製作イベントが決まってきて、発表会(製作ワーク参加者と共に演奏するライブ)の曲目が出来てきたら、勿論作曲して、バックトラック作成、参加者皆で合奏する為のMCやミニワークの流れも決めて行きます。
ステージ自体をある程度脚本して必要な曲をその都度作曲したりしている訳です。
状況と、要望に応えられる様に、日々試案中。
この日はステージ前半とミニワークの流れに即したデモ曲を書き出してバックトラック作成中
有名な曲をコピーして演奏する、とかいう普通の音楽にはよくある手法はディジュリドゥ音楽では適応しかねるので(アボリジニの伝統をそのまま演奏している人も居ますが、先住民の文化的歴史的背景が重要になってくるので、音楽ライブというよりは人類学の講演という様相ですしね)
初めて聞きに来た人でも他の音楽ライブに近い状態である程度楽しめる様に曲目やMC流れを練っていく事になりますね。
しかも、ディジュリドゥは吹くリズム楽器なので、瞑想系にいくとちょっと新興宗教掛かった怖さが出がちです。
リズムをメインにしても同じパターンループだと「クラブ系のダンスミュージック」に仕上がって行きがち。箱で爆音で踊るステージじゃ無ければ、ずっとループが続くとしらけかねない。
ディジュをリズムキープにして、メロディ楽器を入れると、メロディこそが音楽を作っている中心の様に聞かれる現象も多々あり。ディジュリドゥどこにいるのって感じる事も有ったりしてこれまた厳しい。
なので打楽器系とのユニゾンやアドリブで進行する曲が若干多めになって来ます。
で、パターンキープだとダンスになるので、譜面での変拍子やキメが多用される構成ビッチリ曲に仕上がって行くわけですが、即演奏出来る方がなかなかおられない(居られますが、リハやら予算やらもかみして来るし)
という事で、ビッチリ譜面のバックトラックを作成して、ディジュをユニゾンさせたり、アドリブに行ったりで構成する。となってきます。
中にはギター、ベース、キーボード、他サックス、トロンボーン、ドラム、ジャンベ、金物、パーカッション等々僕一人で演奏して、オーバーダビングして長い曲に仕上げているのもありますが。
この曲はディジュは基本パターンループ。でも大きな仕掛けを入れているので、ディジュで合奏しても、聞いただけでも、いろいろと聴き所が出てきます。
パターンループもたまには良いですね。
しかーし、僕の弱いPCとソフトでは、長尺のビッタリ音譜をサンプリングした打楽器音やらで埋めていくとエラー出まくり。。
バグるバグる。
また一つ再生不可能ファイルが発生しちゃったので、真備のドラム部屋でディジュサンプルサウンド録り直しでござる。
頑張るぞ