演歌有り ポップス有り、歌謡曲有り、当然オペラ有りの玉テレホール、素晴らしい歌声にしびれました。
「木村善明バリトンライブ・ポップオブオペラ」


初めて来た玉島テレビ。ちょっとリサーチにてまどっちゃいました。

配られた当日パンフレット。
素晴らしい経歴の出演者様方々。日本を背負って立つ風格が漂います。


写真は基本NGなので幕間にちょこっと。
内容としては(当日パンフが有るので歌のタイトルを全部書く、事も出来るけど、一応著作とか舞台演出の権利とかも考慮しつつプログラム全部書きは控えます)
大森さんのピアノ伴奏、に木村さんの歌が乗る、という基本構成。
伊藤さんのソプラノも交互に歌ったり一緒に歌われたり。
江村さんのピアノや出井さんのマリンバなども合奏だったり独奏だったり。
クラシック基本のコンサートで(だいたい2時間半くらい、途中20分くらい休憩有ったかな)歌基本。
器楽曲の有名作曲家クラシック曲のコンサートではないので自由度はかなり効くものの思い切った選曲。
歌謡曲はわだあ○ことかみわ○きひろとかの名曲、戦艦ヤマトも。演歌メドレーはズンドコ節やら津軽海峡、天城越え与作北酒場。
日本の歌では我は海の子夏は来ぬおぼろ月夜他四季の歌。
当然オペラではフィガロの結婚、アリア、ロッシーニセビリアのアリア、プッチーニラボエームミミと○チェ2重唱など等。
まさに日本人として基礎知識のある部分から、ヨーロッパ伝統歌曲の真髄まで一気に旅する感じ。
最後は玉島に伝わるお囃子歌も披露。会場一体となって盛り上がりました^^
で、本当に凄い迫力と歌唱力の木村さん。(以前聞いたテナーの有名な方々とのステージでも、自身の圧倒的な声量を如何にセーブしつつ表現力も広く出せるか、とかに気を使うほど)
今回はまさに主役であり地元という事も有ってか目一杯。本領発揮という所。
バリトン歌手っていうと野太い声の人っていうイメージがあるけど、MCでの受け答え、話し声は柔らかい普通の声。
という事は発声練習というか、鍛え上げた末の声質と声量。努力も普通じゃあありませんね。
全編において感じた事ですが「高周波数帯の響きと伸びが非常に豊か」と聞える事。
ディジュ奏者は楽器の基本音を持続させたまま高周波数帯をコントロールして喋る様に音色を変えます。
なので周波数の高い部分も聞き取る耳が鍛えられているように思います(上の響きに敏感って感じでしょうか)
ソプラノの女性のかん高い発声よりももっともっと高い音の響きが、太く力強い低音の声に乗っかっている感じ。
これはローからハイまで面で音が迫ってくる、まさに圧倒的な音場の支配という感じ。
空間を埋め尽くせる、その存在感に埋没出来る、歌の歌詞や音程の変化や作曲家の意図などなどを超越した包み込み投げ出される様な感覚。
歌の力は本当に無限大なのだなぁと、努力と感性で人の可能性の追求の一端を見させて頂いた感じ。
僕もディジュの可能性をまだまだまだまだ、。、、、でも元気が湧きます^^
ソプラノの人と比べて高耳で音を取っている感じだったので、合唱したら低音部分のハモりフレーズなのにメインメロディに聞えました。
何処を取っても聞き応えのあるバリトンです。
次回の公演は
「おかやま国際音楽祭2011・西公子:木村善明ファーストデュオリサイタル@岡山県立美術館ホール・9月9日」
本当にこれから業界を背負う期待の星。という気がしています。
「木村善明バリトンライブ・ポップオブオペラ」


初めて来た玉島テレビ。ちょっとリサーチにてまどっちゃいました。

配られた当日パンフレット。
素晴らしい経歴の出演者様方々。日本を背負って立つ風格が漂います。


写真は基本NGなので幕間にちょこっと。
内容としては(当日パンフが有るので歌のタイトルを全部書く、事も出来るけど、一応著作とか舞台演出の権利とかも考慮しつつプログラム全部書きは控えます)
大森さんのピアノ伴奏、に木村さんの歌が乗る、という基本構成。
伊藤さんのソプラノも交互に歌ったり一緒に歌われたり。
江村さんのピアノや出井さんのマリンバなども合奏だったり独奏だったり。
クラシック基本のコンサートで(だいたい2時間半くらい、途中20分くらい休憩有ったかな)歌基本。
器楽曲の有名作曲家クラシック曲のコンサートではないので自由度はかなり効くものの思い切った選曲。
歌謡曲はわだあ○ことかみわ○きひろとかの名曲、戦艦ヤマトも。演歌メドレーはズンドコ節やら津軽海峡、天城越え与作北酒場。
日本の歌では我は海の子夏は来ぬおぼろ月夜他四季の歌。
当然オペラではフィガロの結婚、アリア、ロッシーニセビリアのアリア、プッチーニラボエームミミと○チェ2重唱など等。
まさに日本人として基礎知識のある部分から、ヨーロッパ伝統歌曲の真髄まで一気に旅する感じ。
最後は玉島に伝わるお囃子歌も披露。会場一体となって盛り上がりました^^
で、本当に凄い迫力と歌唱力の木村さん。(以前聞いたテナーの有名な方々とのステージでも、自身の圧倒的な声量を如何にセーブしつつ表現力も広く出せるか、とかに気を使うほど)
今回はまさに主役であり地元という事も有ってか目一杯。本領発揮という所。
バリトン歌手っていうと野太い声の人っていうイメージがあるけど、MCでの受け答え、話し声は柔らかい普通の声。
という事は発声練習というか、鍛え上げた末の声質と声量。努力も普通じゃあありませんね。
全編において感じた事ですが「高周波数帯の響きと伸びが非常に豊か」と聞える事。
ディジュ奏者は楽器の基本音を持続させたまま高周波数帯をコントロールして喋る様に音色を変えます。
なので周波数の高い部分も聞き取る耳が鍛えられているように思います(上の響きに敏感って感じでしょうか)
ソプラノの女性のかん高い発声よりももっともっと高い音の響きが、太く力強い低音の声に乗っかっている感じ。
これはローからハイまで面で音が迫ってくる、まさに圧倒的な音場の支配という感じ。
空間を埋め尽くせる、その存在感に埋没出来る、歌の歌詞や音程の変化や作曲家の意図などなどを超越した包み込み投げ出される様な感覚。
歌の力は本当に無限大なのだなぁと、努力と感性で人の可能性の追求の一端を見させて頂いた感じ。
僕もディジュの可能性をまだまだまだまだ、。、、、でも元気が湧きます^^
ソプラノの人と比べて高耳で音を取っている感じだったので、合唱したら低音部分のハモりフレーズなのにメインメロディに聞えました。
何処を取っても聞き応えのあるバリトンです。
次回の公演は
「おかやま国際音楽祭2011・西公子:木村善明ファーストデュオリサイタル@岡山県立美術館ホール・9月9日」
本当にこれから業界を背負う期待の星。という気がしています。