
先日タツオカディジュワークの時にお越し下さいまして、カイトさんとまり子さんはお会いしています。
今回は発声練習ではなくオンステージ。
バックトラックは僕が機材操作。
金属造形展でのディジュデモ演奏も前回同様。
ディジュ仲間が参加してくれる予定でコンポジットディジュも持参。それを気に入ってくれたのか音出しに小一時間没頭してくれたタツオカさん。
この日は各自の音楽的メインストリームを金属造形展スペースにてご披露。
このお二方どう感じられたことでしょうか。今後も楽しみです。

金属造形展リーダーの田中先生をちょっと待ってみようと、歌スタートを1時予定が2時前まで押しで。
それまでは彼のディジュソロが40分程度。素晴らしい!!
僕が普段早吹き系でよく使っている(持ち運びも簡単だし)ガス管のディジュ。サウンド的にはローが無い、硬い音。シャープな響きで大きめの音も出る立ち上がりとかスピード感のみの感じ。
この日は非常に長いサスティンのリバーブと遅めのディレイもかかる天然エコー空間。
その「場」の特性を如何なく発揮して「超空間系アプローチ」
この楽器でこの吹き方をしている人は初めてで、結構感動。ディジュではめったにしないスーパーハイトーンもバシバシ。音楽を超越して音響に至る様な現代音楽風サウンド。弦楽器の様に響いていました。
まり子さんの出番付近。
お茶の方々とのタイミングを計りつつ、リハスタート。
CDRには3曲ずつ。どの曲をどのタイミングでスタートするかを打ち合わせつつ、この時の喉の調子も見つつ、音量とのバランスも検討。

CDデッキのスピーカー出力はそれほど大きくないんですが、マックスまで上げると少し割れる様な痛い響きになる感じ。
その上近場だと歌よりバックトラックがやかましく感じられます。
少し控えめにして再生してましたが、ボーカルはバックトラックを大きくほしいもの。
上げ目の方が歌のダイナミクスレンジも表現力も迫力も増す感じがしました。
でも、割れて聞えるかな~って控えめに。

来られる予定のご友人がみえてからもう一度同メニューでスタート。
せっかくなので僕も後ろから聞いてみようとCDブースを離れてバックヤード方面へ。
すると、マックス前まで上げているCDバックトラックはかなり控えめに聞え、生歌は非常にクリアに聞えていました。さすが素晴らしい発声の響きは会場全体へ染み渡るのだろうなぁ。
もう一度CDブースへ戻った時は、ためらわず割れる直前まで最大音量へ上げました。


前回同様の即興セッションセッティング。流木ディジュの展示は入って右側のスペース。
まり子さんのステージは左側の大広間。
さかいの階段前まで、ひこずって来て斜めセット。
大広間に向って斜めに、凄く響きの広がる立ち位置になった感じ。
即興アドリブは2回かやりましたが、前半はロングトーンでのまり子さんとの掛け合い、後半はディジュソロになってトゥーツをメロディックに吹いたりドローンとリズム吹きで変拍子へ進めたりして終了。
僕のソロが聞きたくて毎回途中で辞めたと仰ってくれました。
僕も感動的な演奏が出来る様(尺も含めて)バリエーションやテクニックと音楽性を身に付けて行きたいです。