ガラス障子70枚
骨が折れます

ディジュリどぅ

昔は建具一枚いくらって時代が有ったらしい

ディジュリどぅ

という事は早く正確に作れた人はかなりの収入だったとの事

ディジュリどぅ

月に100万とか。
ほんとかよ

ディジュリどぅ

戦後は焼け野原でいくらでも新築、マンション、雇用促進、団地、エトセトラ
軒並み仕事だらけ

ディジュリどぅ

職人はカチッと作ればプライベートがどうあれ一人前。
ごっついお給金。

ディジュリどぅ

最高の道具も買えるし、腕も上げ放題。
稼ぎ放題。

ディジュリどぅ

若い職人も必死で努力し、腕を上げ、良い暮らしをって。

ディジュリどぅ

今は殆ど、機械。半自動。
職人仕事の腕を上げる機会は少ない。

ディジュリどぅ

というか時給制なので腕を上げても同じ金額。

ディジュリどぅ

これでは新人は育たない。
というか仕事自体が無い。

ディジュリどぅ

一日中カンナをふるって、仕上げ削りさせて貰いました。
砥いでくれたのは、僕の親より年上の様な職人さん。

この職人さんの今日の仕事と同じ事が出来るようになる事はまず無い。と思う。
少し寂しいが致し方ないかなぁ。

現在は当時と比べて仕事量は10分の一。機械も導入しているのでさらに人間への要求は減る。
時間のかかる手仕事より機会の方が(少々荒くても)早いので採用されやすい。
(仕事量は少ないので、安売り合戦状況)

10分の一以下それ以上の少ない仕事量で、この職人さんより10倍才能が有って、10倍早く仕事を覚えれたとしても、この職人さんと同じ経験は積めないはず。

その上ご本人は中学校出た頃からプロ。

僕にはこれから200年かかるかなぁ。

少し寂しいけどしょうがないねえ^^





写真は僕のこの度の仕事。
でした。