天神山は雨でしたが終了後は止んでいました。
雨の日に演奏したら雨が止む楽器なんでしょうか、、、
サックスの赤田氏の提唱で即興公開録音という事も有り、天神山文化プラザは旧知の先輩ミュージシャンが勢ぞろい。
シリアスな即興&録音ライブとなりました。
音量をセーブした大人なインプロは緊張感が漂い、ともすればしんどくなってしまう事も多いんですが、今回は前半の「サックスVS6名のミュージシャン」では一セッション5分!
僕がステージ上でレコーダーを見ながらタイムキープし、4分半で手を振って終了を促す。
というものでした。

各6名の楽器は、中近東系パーカッション、三味線、チェロ、テナーサックス、ドラムセット、アコースティックギター。
それぞれの得意分野や音色を活かしてアルトサックスとの5分即興デュオは解説MC含めて緊張と弛緩を繰り返し有意義に進行。見所満載

後半はアルトサックスにエレキギターが二人加わり僕のディジュとトリオの組み合わせで7分ずつ。
最後に15分の4人合奏となりました。
いろいろな組み合わせと、即興に慣れている人も居れば初めての人も居たりと場面転換にはかなり自由な感じでした。全体的には廣木光一氏のギタープレイと御人柄から、赤田氏のサックスも普段以上に緊迫感が増し、背筋の通った硬派な即興にまとまった感じです。
僕はディジュの「いかにもディジュっぽい」といったシンプルリズムのループをどこで出すか、出すべきか、と考えつつ空間系等でサポートを進めていましたが、喉に当ててコールの音を抽出しシンセの音で発音するエフェクターが本番中に機能停止し、慌ててあわてて。
リハでは動いていたんですが。怖いですね。本番って
エレキギター二人のアンプ力にどうしてもディジュは負けてしまうので、音響効果を狙って「竹ディジュ吹きながら会場を歩く」をやってみました。
直前に廣木さんからアドバイス貰っていたのでやはり印象的だった様で、竹ディジュ本来の筒の中の響きが直接近くでお客さんに聞いてもらえた様で良かったです。