今年は、ワイン・エキスパートを取ろうかと、一念発起しております。
前にも書きましたが、その一環で資格も取っていないのに、日本ソムリエ協会に所属しているんですね。
協会に入ると、色々なセミナーや試飲会に無料で出席できることもあり、年会費は十分に取り戻せるようなお得な会(笑)となっていることが最近になって分かってきました。
まあ、その中で「神戸ワイナリー」で、ブドウの樹(カベルネソーヴィニヨン)を1本割り当ててもらって、1年間お世話をするという研修にも参加させてもらっています。
このコース、年に8回あって、季節ごとの樹の成長に応じて、講義と実技がセットになっています。
この研修、人気があるのか、かなりのリピーターさんがいらっしゃいます。
中には5回目とかの方も。
確かに、一括で28000円なら高いように思いますが、8回で割ると1回3500円。
これで、テイスティング、昼食、講義、実習が付いているので、お得すぎる内容です。
ソムリエ協会の支部の中でも、関西支部だけのイベントとなっているとのことで、関西以外からの参加者がいるとか。
10:30スタートで、午前はテイスティング。
2005年のものを中心に白3種類、赤3種類でした。
白: ・シャルドネ樽熟成 2005
・リースリング 2005
・シナノリースリング 2005
赤: ・メルロー 2005
・カベルネソーヴィニヨン、メルロー 2007
・カベルネソーヴィニヨン 2005
この2005年は、日本では雨が少なく、ブドウの出来は当たり年だったものです。
シナノリースリングとは、マンズワインが母(めしべ):リースリング、父(おしべ):シャルドネを交配させて作った日本種だそうです。
父も母も輸入してきていても、日本で交配させると、日本種という登録になるそうです。
また、それぞれのワインの「エキス」も教えていただきました。
「エキス」は、ワインの水分を飛ばした後に成分を測定するもので、数値が高いほど甘口だとか。
ワインは甘口であるほど、アルコール度数は低めになります。
甘口ということは糖分が残っているということで、ブドウの糖分がすべてアルコールになっていないということなんですね。
逆に辛口は、ブドウの糖分がすべてアルコールに変わり、ブドウの本当のエキス分のみが特徴として残ります。
このため、生のブドウの果実が持っている風味とかの特徴を出しにくいそうです。
では、甘口と辛口のどちらが醸造が難しいのでしょうか?
答えは、甘口だそうです。
発酵が完全に終わる前に止める必要があるので、そのタイミングを見切るのが大変なようです。
朝大丈夫でも、夕方には発酵を止めないといけなくなるとかのレベルでの管理が必要で、片時も目を離せないとのこと。
本当に子供をを育てているような感じです。
また、赤ワインは、アルコール発酵後に、ワイン中に含まれるリンゴ酸を乳酸菌の働きによって乳酸と炭酸ガスに変える「マロラクティック発酵」をすることで、酸味をヨーグルトのような口当たりの良いまろやかな酸味を出しているとのことです。
カベルネ・ソーヴィニヨンのようなタンニン分の強いものを、比較的若い年で飲み頃の味に持っていくのに使われているんでしょうね。
後は、「フィルトレーション」をしているものと、していないものがあるようです。
要は、フィルタを通して濾過するかどうかなのですが、不純物を取り除くことができるのですが、その時にうまみ成分も取り除いてしまうみたいですね。
最近はフィルトレーションなしのワインも出回っているようですが、製造する時の管理が大変なようで、少量生産のものに多いようです。
神戸ワイナリーで作られているワインは全てフィルトレーションはされているとのことでした。
神戸ワイナリーで作られているワインは全てフィルトレーションはされているとのことでした。
そして、お昼ごはんはビュッフェスタイルの近藤さんのお料理。
・サラダ
・キッシュ
・パスタ
・ローストビーフ
・その他、色々
と、これだけでも価値があるくらい美味しゅうございました。
<つづく>
