芽亜利 | 京都1975

芽亜利

北白川別当町から大津市へとぬける「山中越え」の途中にあるアジアなカフェ。カフェとは腹を満たすための場所というよりは、雰囲気を満喫するためのスペースである、というのが持論であるが、その意味において「芽亜利」は、絶好のスポットと言える。場所柄、ドライブの休憩にと利用する客が多いようであるが、おそらくこの店目当てにわざわざ来ている客も中にはいるようで、いつ訪れてみても、なかなかの繁盛ぶりである。ときには順番待ちを強いられることもあるので要注意。ウッディーな店内は、1Fがカフェ、2・3Fがアジア雑貨販売となっている。雑貨は小物・アクセサリーから、「誰が買うねん」とツッコミを入れたくなるような本格的な打楽器まで幅広いレパートリー。それ系の人にとっては垂涎のスペースとなっている。1Fのカフェは眼前に大きな庭があり、夏場になると、青々と茂った芝生に散水機が水を噴射する風景がなんとも涼しげで心地よい。テラスのウッドベンチに腰掛けて、束の間のなんちゃって南国気分を満喫することができる。天候や季節、また混雑具合によって満足度は変動するものの、近くを通りかかったなら是非とも立ち寄ってみたい魅惑のスポットである。