2022.1.7(金)vol.166

 

人にも会社にも必ず

「その人らしさ」「その会社らしさ」

と表せることがある。

 

それが自分のライフワークなんだと

今一度教えていただいたクライアント様のお話。

 

〜「自分らしい」が最強で最高〜

 ドリームマップ for Business 

ファシリテーターの

“This is ME”  太田千郷です。

 

 

前日の続き↓

『あなたがタダモノではない所以(1)』2022.1.6(木)vol.165 行ったことのないところに行くときって何かちょっとワクワクしますね✨ 初仕事が名古屋だったので同じ愛知県の碧南(へきなん)…リンクameblo.jp

 

今回、3社限定でのオンライン研修。
3回シリーズの2回目までに
自社らしさの洗い出しを行っている。
 

 

強みを隠しているのは「表」の強み?!

社長が違えば会社は当然違う。
 
社長個人の自分らしさ≒会社らしさ
 
弱みや苦手に意識が行き過ぎると
強みとなるところが見えなくなってしまう。
 
・・・というのは割と簡単なケース。
 
今回は強みの後ろに
さらに強みが隠れていた!
 
こちらの社長、
対人対応力がとにかく高い。
 
だから近隣住民や
OB(かつてこちらで家を建てた人)はもちろん
業者からの紹介が大変多いということだった。
 
情報弱者で家づくりについては白紙。
やりたいことが言葉になっていなくても
ゼロからイメージを一つひとつ作っていく。
この作業はかなりまどろっこしくて手間なはず。

 

そうかと思えば、事前に研究を進めていて

新しい制度や基準などを調べた上で
問い合わせて来る人にもガッチリ対応。
 
こういう人だと話が早い反面、
とはいえ相手は素人。

プロからすると
結構な無茶を言ってこられたり
やたらと強気に出られたりすることもある。

 

 

他にも何パターンかあるのだけれど、
こちらのお客様データは両極端に振れている。
 
小規模な工務店で
こういうことは通常起こらない。
 
そして決め手に
「他社より安かった」と書かれているも
施工価格を見ると決して廉価でもない。
 
ここはどうしても腑に落ちないので
直接訪問のこの機会に正体を見たい👀
 
施工事例の細かいところを聞いていると
社長がタダものでないのは対応力よりも腕!!
 
大工という職業のそれでは
言い表せないところだった。
 

  40年以上依頼先が見つからなかった家

 

こちらはこの辺りでも有数の資産家の
お宅なんですが、玄関のこの部分が
どうしても気に入らなかったと。

大手のメーカーも地元の工務店も大工も
「できない」と断ったり、

代案を出してもご主人がダメで💦

そこに出入りしていた業者からの紹介で見てみたら

「あ、できるよ」と。

 
サムネイル

 

と言って見せてもらった施工例は
精鋭の大工さん揃いの工務店さんが
 
「エグいほど難しい」として
webに掲載していたのと同じケースだった。
 
聞くと全国大手、地場大手に関わらず
他社が断った難案件をいとも簡単に
やってしまっている例が満載。
 
開業当初は下請けが多く
そういう現場を積むことで
 
自分の当たり前が世の中では
そうでないと知って驚いたとのこと。
 
社長が大工を志したときに弟子入りしたのは
それはそれは腕のいい大工で教えられた
それを当たり前としてやってきたとのこと。
 
業者さんからの紹介が
多い理由はそこだ。
 
近隣の人から紹介が多いのは
社長の人柄(親切、対応力の高さ)から。
 
業者さんからの紹介は
技術的に間違いがないので結果として
 
他社よりも性能の良い家が
他社よりも安くできるから。
 
そしてここを見えにくくしているのが
なんと社長の謙虚さ👀
 

あんまり

「どうだ!スゴいだろ!!」

って言いたくなくて・・・(//∇//)

 
サムネイル
あ・・・そうですよね😅
照れ屋さんってそうなんですよ。
そこで急にトーンが変わるっていうか。
 
聞いてる限りこちらの社長、
スーパーマリオみたいな
大工さんなんだけど。

 

任天堂websiteより

 
こういうのこそ
お客様の声をうまく使いたい。
 
その表現例を
いくつかお伝えしてこの日は終了。
 
表面的な強みの奥にある核となる強み。
そこはやっぱり原体験だった。
それが社長がタダモノではない所以。
 
出張ついでのタイミングが
活きて本当に良かった。

 

 

お昼は鰻重ごちそうになっちゃいました❤️