末っ子のタカが

一人で歩けるぐらいだったので

1歳半から2歳ぐらいかなぁ。

母と私とタカがファミレスでご飯を食べていました。

私は母と話し込んでいて

気が付くと

タカがいません。

えっ?

どこに行ったの?

タカ!タカ!

と、お店の中を探していると

なんと

窓越しに

道路へトコトコ歩いているタカが見えます。

車もたくさん走っています。

 

私は窓を開けて大きな声で叫びました。

あぶないっ!

タカッ!タカッ!

 

でも、タカは気が付きません。

駆けつけようと立ち上がったところで

ふとみると

幼稚園ぐらいの男の子が

タカに近寄っていきました。

マサ(長男)でした。

車道に出ないように

しっかりタカの手を握っていました。

 

ここで目が覚めました・・。

 

タカ 22歳

この4月から就職し

GW中に家を出て一人暮らしをします。

世間知らずで

部屋探しや引越しのこと書類関係など

何でも私に聞いてきます。

 

マサ 25歳

マーケティング関係の仕事をしています。

去年の夏家を出て一人暮らし。

小さい頃は泣き虫で人見知り。

だけど最近私の仕事のことで、

相談に乗ってもらっていて

頼もしいなぁ、なんて思っていたところでした。

 

まさに、今の状況。

 

危なっかしいけど

いつもなんとかなる

世渡り上手型のタカ。

 

不器用だけど

いつの間にか頼れる子になっていた

大器晩成型のマサ。

 

長女

長男

次男

とうとうみんな巣立っていきます。

 

私も引越して

新しい生活を始めるつもりです。