「人づきあいのレッスン 自分と相手を受け入れる方法」を読んで

≪人間関係がうまくいかない原因の90%は「話をしていない」こと≫

各センテンスは短く、あっという間に読める。
とても分かりやすい。
小見出しを見ているだけでもためになる。

目次を見て、気になったところをパラパラめくって見るだけでも良い。
それだけでも何かしら感じられるはずだ。

難しいことは書いていない。
ごく当たり前のことが書いてある。

しかし、この当たり前のことができていないため、人づきあいを難しいと感じている人が多くいると思う(私もその一人である)。

読んでみて良いと思ったことはしてみる。
しかし、人づきあいに慣れていない、苦手意識を持っている人にとり、これをしてみるのには、なかなか勇気がいるのではないか。
ほんの些細なことではあるのだが、初めてしようと思ったら何かしらハードルがあるのではと思ってしまう。

しかし、いつまでも手をこまねいているわけにはいかない。
学生時代はそれでよかったのかもしれないが、社会人になるとそうはいかなくなる。

ではどうしたらよいか。
特効薬は、ただ書いてある通りにしてみなさい、というしかない。
一歩踏み出せたら何かが変わる。
一歩踏み出すのはその人の気持ち次第である。

前出の「人生が劇的に変わるマインドの法則」の中に「自信には根拠があってはならない。」という言葉があった。
自分に自信の持てていなかった私にとり、とても衝撃的な言葉だった。
この本を読んで以降、何か初めてのことをするのに、以前とくらべて最初の一歩が踏み出しやすくなっていた。

人づきあいが苦手だと思っている人は、なにはともあれ一歩を踏み出してみることだ。
そのことにより、良いにしろ悪いにしろ何かが変わる。

≪「ありがとう」で返事をする≫