日本シリーズ第7戦「杉内投手を先発させた本当の意味」 | 元日本代表のテレビ・新聞で言わない野球評論

日本シリーズ第7戦「杉内投手を先発させた本当の意味」

楽天ファンのみなさま

日本一おめでとうございます。



日本シリーズ第7戦、楽天田中投手が登板したことにはビックリしました。


今回は、日本シリーズ第7戦「杉内投手を先発させた本当の意味」について考えてみました。


杉内投手は第3戦に先発して2回途中で降板しています。


日本シリーズは、シーズン中とは違う短期決戦です。


特に第7戦については、高校野球や社会人野球のように負けられない一戦です。


この戦いの先発に杉内投手を先発させたことに対して

本当に勝つことだけを頭に入れて登板させたとは考えられません。


短期決戦の場合、本来の力が出せていない、結果が悪かった選手

特に投手は、この決戦では使えないと判断するのが普通です。


それを負けられない第7戦に先発をさせているわけです。


案の定、第3戦と同様に、杉内投手の球はどれもよくない

結果、同じように交代をさせた。


巨人にはほかに投手がいないわけではないのに

なぜ、わかっていても杉内投手を投げさせたのか。


それは、負けたときに言い訳ができる投手だからだけです。


原監督以下、投手コーチの川口氏


杉内投手を投げさせないで、他の投手で負けた場合と

杉内投手を使って負け場合を考えると


ダメなのがわかっているのに投げさせたとしか考えられません。


わからない人はいいですが、まともに野球を見ている人にとっては腹立たしいことだったと思います。


これは、日本シリーズだけではなくシーズン中の投手交代のタイミングが遅いのも同じです


だれもが、「もう交代しないとダメだ」と思う結果がでてから代えるのです。


限界がわかっていても早めに代えないのです

早く代えて結果が悪かった場合、何を言われるかわからないからです。



本当に勝つことを考えて采配をふるってほしいものですがほとんどの監督ができません。

それができるのは、現中日GMの落合氏だけです。


プロ野球の監督と言っても、そこらへんにいる情けないサラリーマンと代わりありません。