日本シリーズ第1戦を見て今後のポイント | 元日本代表のテレビ・新聞で言わない野球評論

日本シリーズ第1戦を見て今後のポイント

日本S第1戦、ソフトバンク1‐2中日」(12日、ヤフド)

 中日が2本のソロで競り勝った。

1‐1で迎えた延長十回2死から小池が左翼席に

勝ち越しのソロ本塁打を放った。

0‐1の七回、和田の左中間ソロで同点とした。

先発のチェンは8回4安打1失点、11奪三振の好投。

九回からは浅尾、岩瀬とつないだ。

日本シリーズ第1戦

延長十回の中日小池選手のソロ本塁打で勝ち越し浅尾投手、

岩瀬投手とつないで勝ったわけですが

岩瀬投手がポイントです。

それは、十回裏に浅尾投手が2三振をとり二死から

ソフトバンク川崎選手の時に落合監督は岩瀬投手と交代

させたところです。

普通はそのまま浅尾投手なのですが

あえて岩瀬投手に交代させたところです

川崎選手が左ということもありますが

わざわざ岩瀬投手の使い場所を探して出したような感じです。

ここが落合監督らしいと思います。

岩瀬投手ですが

さすがの岩瀬投手も現在は年齢によりまったく

球がいっていません。

もう昔の名前で投げている状態です。

限界です。

落合監督もそれは承知しています。

それは、浅尾投手が二死まで取ってからの場面から岩瀬投手に

交代させていることでわかります。

以前の岩瀬投手の力なら、落合監督は

間違いなく十回裏の最初から浅尾投手に代えているでしょう。

私は、今日の交代させた場面を見て

落合監督は余計な采配したなと思いましたので

この後、おかしなことになるなと思いました。

ソフトバンクもチャンスと思ったことでしょう

しかし運よく今日はゲームセットとなったわけですが

第2戦目以降も岩瀬投手を今日のような使い方を

落合監督がするようだとそこが大きなポイントとなるでしょう。

岩瀬投手はすばらしい実績を残した大投手でありますが

さすがに、今は限界です。

もう、なんでもない球です。

岩瀬投手本人が一番わかっていると思います。

大事な場面で、大きな流れを変えてしまうような

ことが起こります。