ネット販売「仕入先」15種類(eBay、Amazon、Etsy) | アメリカ発信 - 主婦が教える eBay、Amazon、Etsy 販売のコツ

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アメリカの発信のネット販売情報(eBay、アマゾン、Etsy)。短期間で数百万レベルの大型ビジネス設立でなく、個人で月500〜3000ドルを稼ぐノウハウ。ネット販売で使える英語、アメリカ郵便(USPS)情報など。

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以前にも似たような記事を書いたことがありますが、私もそれから少し仕入先と知識の幅も広めましたので、2016年版の仕入先として書きますね。

 

ネット販売で利益を得るために重要なのは「安く仕入れること」。

 

ネットで売れる価格は、ある程度相場が決まっているものも多いので「安く仕入れたもの勝ち」です。安く仕入れれば、競合者に対抗する値付けをしても利益が取れます。

 

以下の仕入れ先は、アメリカ在住の私の目線で書きますが、日本在住の方にも参考にしていただけるのではと思います。15種類をリストしました。

 

一つ前の記事「中国仕入れ」同様、まだ私自身が経験していない仕入先も書きます。皆様のお住まいによって、また資金額によって、ビジネスのスタイルによって、そしてご自身の好みによって、都合の良い仕入先探しのためにご参考ください。

 

それぞれの詳細は、また別に記事にします。

 

 

1)リサイクルショップ(Thrift Stores)、教会チャリティ

米国の eBay Etsy セラーは、リサイクルショップ仕入れをする人が多いです。そういう人たちは自身のことをThrifters(スリフター)と呼びます。米国の多くのリサイクルショップが非営利で、並ぶ商品は全て不要品の寄付によるものなので非常に安く販売されることが多い。

 

私のように、Amazon仕入れにリサイクルショップを利用するセラーも多いです。しかし、だんだんAmazon出品の規制が厳しくなってきている状況を見ると、これからリサイクルショップ商品のアマゾン出品は、ひょっとしたら少し厳しくなるかも(今のところはまだ大丈夫ですが)。

 

米国では、全国各地域に多くの非営利リサイクルショップの支店があります。

 

2)リサイクル店アウトレット(Goodwill Outlet、Bins)

Goodwill Outletも一部のスリフターに人気です。(1)で紹介したリサイクルショップは商品が綺麗に並べられていて、商品ごとに値付けがされていますが、Goodwill Outletは山積みのガラクタの中から掘り出し物を見つける仕組みで、かなり破格な量り売りなため、1商品あたり $0.50 仕入れになったりします。

 

これは、初心者・上級者に限らず、ハードル高めの手段かも(笑)また紹介します。

 

3)ガレージセール、エステートセール

これもスリフターに人気の仕入先です。ガレージセールは週末に家庭の庭先で不用品を売ること。エステートセールは遺品整理や引っ越し処分セールで、規模が大きめのことが多いです。

 

家によって当たり外れもあるし、週末は不都合という人もいるでしょうが、資金の少ない初心者にぜひ試してほしい仕入れ法。私もガレージセールでは非常〜〜〜〜に大きな利益率(タダ同然で仕入れて1品だけで30〜100ドル以上の利益)を得る恩恵に頻繁に遭遇します。値段交渉が出来るのも利点。また、残り物をまとめて破格で買取る交渉をする人もいます。

 

あ、現金持参を忘れずに!

 

4)フリーマーケット

ガレージセール同様、週末にしか営業していないところが多いのが欠点ですが、(1)のリサイクルショップのような要素があります。閉店の近い午後にならないと値段が高いこともありますが、面白いものにも出会えます。

 

これも現金が必要です。フリーマーケットは「ぶらぶら」一般客としても楽しいので、初心者の方にも向いていると思います。

 

5)1ドルショップ、百円ショップ

多くのAmazonセラーなどが利用しているので、価格競争になっていて利益が薄いものが多い。

 

しかし仕入額が安めで、時代に合った商品が多いので、利用しない手はありません。1品ものと違って在庫の補充も可能です。ただ薄利で販売するよりは、他の関連商品などと組み合わせた「セット売り」などの方が良いと思います。他の店で仕入れたものを組み合わせると、競合者に真似されることも少ないでしょう。

 

まとめ売りについて書いた記事 → まとめ売りのススメ・単品売りの利点

 

1ドルショップは「卸売り」をしているところも多いと思うので、転売証明を提出すれば Sales Tax(消費税のようなもの)を免除してもらうこともできるはずです(州により違いアリ)。

 

6)ディスカウントストア・アウトレットモール

日本では「しまむら」を私は知っていますが(笑)他にも似たようなお店があるのでは。ドンキもこれに当たるのかな?アメリカにも似たような?割引店があります。

 

有名ブランドものも扱っている店も多いですが、割引店、アウトレット用に「安い造り」になっているものも多いようですので、有名ブランド品のアマゾンへの出品には注意してください。この系列の仕入れレシートが「本物証明」に使えないかもしれないので。

 

7)大型店舗、一般の店舗

「定価(またはセール)で仕入れてネットで高く売る」この系の仕入れは Retail Arbitrage(リーテイル・アービトラージ=RA)と呼ばれます。

 

アマゾンセラーに人気のお店には、Target、Walmart、Toys R US などがあり、これらのお店は転売人たちは「Big Box Stores」と呼んでいます。eBayで RAをしている人もいます。日本のアマゾン仕入れしている日本セラーさんもこの部類に入るのではないでしょうか。

 

RA と言えば「スマホでスキャンが命」です(笑)私は店舗スキャンが嫌いなので、オイシい商品を見逃していることも多いかもですね。一般的に仕入れ値は高くなるし利益率も低いことは多いですが、すぐに売れる旬な新品商品があります。ただ最近は「転売屋」を歓迎しない店も出てきているようで、同じ商品の爆買いなどの不自然な買い物客は拒否されることもあるようです。

 

8)ネット仕入れ

Online Arbitrage(オンライン・アービトラージ=OA)と呼ばれます。(6)の Big Box Stores のすべてはネットでも販売しているので、ネット経由で仕入れるということです。

 

初心者の頃は面倒な店舗回りも経験した方がよいと思いますが、ネット仕入れって本当にラクで良いです〜〜。

 

9)卸仕入れ

これもネット仕入れできます。ネットで「Wholesale」+ 商品名などで検索してみると良いでしょう。日本なら「卸販売」で検索すると良いのかな?

 

中国から仕入れている人も多いです。

私の素人な中国仕入れ記事 → 中国仕入れって難しい?

 

10)トレードショー(見本市)

私が最近参加したトレードショーについての記事を書きました。この件で書きたい記事がもう一つあるのですが、今のところ2つ書いています。

 

ASD記事(1)→ トレードショー4つの基本知識

ASD記事(2)→ ASDトレードショーについて

 

日本から eBayで販売されているたかしさんが、最近、東京の見本市に行かれたと書かれていました。ネット販売用の卸をしないベンダーもまだ多いようですが、時代に合わせて変わってくるのではと思います。

 

たかしさんの見本市記事 → 東京で開催のギフトショーレポ

 

11)古本市、書籍セール、図書館セール

大きな古本市を図書館などが定期的に行っています。書籍は非常に安く売られていることが多いです。無料〜数ドル仕入れで、特にAmazonで大きな利益を取れることが多いです。

 

12)倉庫の中身セール、大型オークション

企業や個人が借りていた倉庫の中身が丸ごと売りに出ています。オークション形式のことが多いようです。

 

あと、オークション(せり)イベントもあります。私はこちらはまだ調べてみたこともないですが。。。ちょっと男臭い印象があるのは私の思い込みかな?(笑)

 

13)地域のネット掲示板、Craig's List

アメリカでは Craig's List が有名ですが、地域のネット掲示板の「売ります」を利用する人も多いと思います。Facebookもよく聞くのですが、私は Facebook売買は詳しくありません。あと、新聞掲示板も未だに侮れないと聞きます。

 

私は「受け取りに関する連絡のやりとり」等が面倒なので利用しませんが、交渉やらメールや電話のやりとりが苦にならない人は利用されると良いでしょう。

 

あと、考えすぎかもですが、地元の見知らぬ他人に会うことになるので、身の安全も気をつけてください。私は掲示板は、仕入れ以外でチケット等を購入することがありますが、毎回、受け取りには非常〜〜に緊張します。

 

14)ヤフオク、eBay、Amazon、メルカリなど

ヤフオク仕入れは有名で、日本の方はお詳しいでしょう。

 

アメリカでは、eBay→Amazon パターンが多いかもですね。

eBay→eBay もありますし、Amazon→Amazon、Amazon→Etsy、eBay→Etsy、Amazon→eBayもあります。私もよくやっています。

 

1カ所のプラットフォームでしか売らないセラーもまだ多いですし、お買い物の際に他のプラットフォームと値段比べをしない顧客も意外と多いんですね。

 

この仕入れに限らずですが、安く仕入れて高く売る行為を、英語で「Flip」と言います。

 

15)質屋(Pawn Shop)

私が気が付く限り、アメリカの質屋って、治安が悪い、、とまではいかなくても、ちょっと小汚い地域に小汚く(?)位置してることが多い気がします。なので近寄り難い印象があって、店の外を歩いたこともありません。、、と言いながら、今グーグルしてみたら、我が市でも割と良い地域にもあるみたい。

 

いわゆる高級か、質の良い人気商品が利益の取れる値段で買えるのだと思います。値段交渉もできるのかも。近所で良さそうな場所も数店見つけたので、また機会があったら行ってみます。

 

 

あとがき 1

初心者の方は、以上の仕入れ先の多くに初めて足を運んだときに「何から見ていいか分からない」と怖じ気づいてしまうことがありますが、それは普通です。数を踏むうちに慣れるので、数回の経験だけで「自分は向いていない」と諦めないでくださいね。

 

あとがき 2(アンティークショップは仕入れに向く?)

冒頭に挿入した画像は「アンティークショップ」で撮影したものです。

 

アンティークショップは、アメリカ大都市の eBay & Etsy セラーは「仕入れ」ではなく「販売先」として利用します。多くのネット販売人は、複数のプラットフォームで販売しますが、その一つが「アンティークショップ」というわけです。店内にブースを借りて、商品を置いてもらうんです。

 

ただ、大田舎にあるアンティークショップなら、利益の取れる値段で仕入れができるかもしれません。大田舎にはアンティークショップが数多くあります。

 

 

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