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eBay では、商品を出品する際に、各自で「リターンポリシー」を設定しなければいけません。
何も難しいことはなく、設定は以下の項目に限定されます。
1)返品を受け付けるか否か
返品を受け付ける場合は、、、
2)返品可能な期間の設定(14日、30日、60日から選択)
3)返品の際にかかる送料は、どちらが持つか
4)返品手数料(Restocking Fee)を請求するか否か
5)返金についての取り決め(購入時の送料も返金するか、、など)
ちなみに、手数料割引などの特典が受けられるセラーの称号 TRS(トップレイテッドセラー)を維持するための条件の一つが「返品を(14日以上で)受け付ける」ことですね。
しかしながら、(2)返品可能な日数 は、、
何も考えずに「30日」か「60日」に設定しましょう。他の選択はナシです。
eBay は一応「14日」という選択肢を設けていますが、「14日という選択はない」と思ってください。
バイヤーが「返品可能日数」で購入を決めるというワケではなくて、「30日以上」に設定している場合だけ、自動で eBay の検索において有利になるようなシステムになっているためです。
「14日」は不利です。「返品不可」は論外です。
「14日」から「30日返品可」に延長したところで、赤字が増えるわけではありません。むしろ、返品率は同じです。逆に「30日以上返品可」にすると、売り上げが伸びるはずです。
どちらにしろ、「返品を喜んで受け付ける」という考え方を身につけることは、物販ビジネスを長く成功させるためには必須です。
商品を返品されるのが怖いですか?
一番怖いのは、商品は戻ってこないのに返金を強いられることではないですか。気持ちよく返品してもらって、出品し直し、別の人に売ればいいのです。
送料まで返金したら、損してしまう、、、
送料で損する額など、高くても知れています。10ドル? 30ドル? 国際料金ならもっと???
一日外食を我慢したら元が取れるほどの料金ではありませんか? これくらいの「損失額」は、ビジネス資金として常に用意しておきたいところです。
不理屈な理由で返品する人が許せない! 私は何も悪いことをしていないのに、、
あまり「正義」にこだわらない方が、物販ビジネスは長続きします。
「そんな理由で返品なんて許せない。断固と戦う」、、そんな元気がある人を引き止めはしませんが、私なら、そんなエネルギーと時間を無駄にせず、さっさと返品を受けつけ返金して終わらせ、出品数を上げることに力を注ぎます。
eBay に限らず、物販をやっていると、いろんな客に遭遇するかとは思いますが、それでも、返品の依頼があるのは、ほーーーーんの一部です。
1%以下ではないかと。。
そんな「滅多に遭遇しない」客のために、厳しいリターンポリシーを儲けながらヤキモキするのは無駄だと思っています。
私は、なるべくお客様が「気軽に」返品をしてくれるように心がけています。
返品しにくいがために、気に入らない商品を持ってモヤモヤされたくありません。
私は最近、返品を受け付ける期間を「60日間」に延長したところ。
(↑ クリスマス時期を意識した際「もう年中の返品期間を延長しちゃえ!」という結論に至った)
送料負担の設定では「バイヤーが送料持ち」にしていますが、いつでも自分が負担するつもりでいますし、返品さえしてくれるなら「理由は問わない」ことにしています。
「気が変わって返品」大歓迎!
、、、だって、本当に滅多に、そんな返品になんて遭遇しませんから!
そして、アメリカ国内の方は、ぜひ「Hassle-Free Returns」を利用しましょう。
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あとがき1
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商品を発送する際に添付している「気軽に返品をどうぞ」という内容の英文をまた紹介したいですね。私もまた新しいのに書き換えようと思っているところです。
昔、ヤフオクを見たとき「ノークレーム、ノーリターンでお願いします」という一文を見まして大爆笑しました。どうやったらこんなお願いができるのでしょうか、、、というのもありますが、いつもはやたらと物腰の低い日本人が、こんな図々しいお願いを堂々としているというところが非常におかしく見えるのです。
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あとがき2
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先週末でちょこっと多忙感が落ち着きましたが、その頃から疲れが出たのか体調を崩してました。まだ100%本調子ではありませんが、ようやく生活に支障のないまでに回復したところです。
ここ1ヶ月、売り上げが落ちてましたので、追い上げ中です。真剣中です!!笑