アメリカ発信 - 主婦が教える eBay、Amazon、Etsy 販売のコツ

アメリカ発信 - 主婦が教える eBay、Amazon、Etsy 販売のコツ

アメリカの発信のネット販売情報(eBay、アマゾン、Etsy)。短期間で数百万レベルの大型ビジネス設立でなく、個人で月500〜3000ドルを稼ぐノウハウ。ネット販売で使える英語、アメリカ郵便(USPS)情報など。

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以前にも似たような記事を書いたことがありますが、私もそれから少し仕入先と知識の幅も広めましたので、2016年版の仕入先として書きますね。

 

ネット販売で利益を得るために重要なのは「安く仕入れること」。

 

ネットで売れる価格は、ある程度相場が決まっているものも多いので「安く仕入れたもの勝ち」です。安く仕入れれば、競合者に対抗する値付けをしても利益が取れます。

 

以下の仕入れ先は、アメリカ在住の私の目線で書きますが、日本在住の方にも参考にしていただけるのではと思います。15種類をリストしました。

 

一つ前の記事「中国仕入れ」同様、まだ私自身が経験していない仕入先も書きます。皆様のお住まいによって、また資金額によって、ビジネスのスタイルによって、そしてご自身の好みによって、都合の良い仕入先探しのためにご参考ください。

 

それぞれの詳細は、また別に記事にします。

 

 

1)リサイクルショップ(Thrift Stores)、教会チャリティ

米国の eBay Etsy セラーは、リサイクルショップ仕入れをする人が多いです。そういう人たちは自身のことをThrifters(スリフター)と呼びます。米国の多くのリサイクルショップが非営利で、並ぶ商品は全て不要品の寄付によるものなので非常に安く販売されることが多い。

 

私のように、Amazon仕入れにリサイクルショップを利用するセラーも多いです。しかし、だんだんAmazon出品の規制が厳しくなってきている状況を見ると、これからリサイクルショップ商品のアマゾン出品は、ひょっとしたら少し厳しくなるかも(今のところはまだ大丈夫ですが)。

 

米国では、全国各地域に多くの非営利リサイクルショップの支店があります。

 

2)リサイクル店アウトレット(Goodwill Outlet、Bins)

Goodwill Outletも一部のスリフターに人気です。(1)で紹介したリサイクルショップは商品が綺麗に並べられていて、商品ごとに値付けがされていますが、Goodwill Outletは山積みのガラクタの中から掘り出し物を見つける仕組みで、かなり破格な量り売りなため、1商品あたり $0.50 仕入れになったりします。

 

これは、初心者・上級者に限らず、ハードル高めの手段かも(笑)また紹介します。

 

3)ガレージセール、エステートセール

これもスリフターに人気の仕入先です。ガレージセールは週末に家庭の庭先で不用品を売ること。エステートセールは遺品整理や引っ越し処分セールで、規模が大きめのことが多いです。

 

家によって当たり外れもあるし、週末は不都合という人もいるでしょうが、資金の少ない初心者にぜひ試してほしい仕入れ法。私もガレージセールでは非常〜〜〜〜に大きな利益率(タダ同然で仕入れて1品だけで30〜100ドル以上の利益)を得る恩恵に頻繁に遭遇します。値段交渉が出来るのも利点。また、残り物をまとめて破格で買取る交渉をする人もいます。

 

あ、現金持参を忘れずに!

 

4)フリーマーケット

ガレージセール同様、週末にしか営業していないところが多いのが欠点ですが、(1)のリサイクルショップのような要素があります。閉店の近い午後にならないと値段が高いこともありますが、面白いものにも出会えます。

 

これも現金が必要です。フリーマーケットは「ぶらぶら」一般客としても楽しいので、初心者の方にも向いていると思います。

 

5)1ドルショップ、百円ショップ

多くのAmazonセラーなどが利用しているので、価格競争になっていて利益が薄いものが多い。

 

しかし仕入額が安めで、時代に合った商品が多いので、利用しない手はありません。1品ものと違って在庫の補充も可能です。ただ薄利で販売するよりは、他の関連商品などと組み合わせた「セット売り」などの方が良いと思います。他の店で仕入れたものを組み合わせると、競合者に真似されることも少ないでしょう。

 

まとめ売りについて書いた記事 → まとめ売りのススメ・単品売りの利点

 

1ドルショップは「卸売り」をしているところも多いと思うので、転売証明を提出すれば Sales Tax(消費税のようなもの)を免除してもらうこともできるはずです(州により違いアリ)。

 

6)ディスカウントストア・アウトレットモール

日本では「しまむら」を私は知っていますが(笑)他にも似たようなお店があるのでは。ドンキもこれに当たるのかな?アメリカにも似たような?割引店があります。

 

有名ブランドものも扱っている店も多いですが、割引店、アウトレット用に「安い造り」になっているものも多いようですので、有名ブランド品のアマゾンへの出品には注意してください。この系列の仕入れレシートが「本物証明」に使えないかもしれないので。

 

7)大型店舗、一般の店舗

「定価(またはセール)で仕入れてネットで高く売る」この系の仕入れは Retail Arbitrage(リーテイル・アービトラージ=RA)と呼ばれます。

 

アマゾンセラーに人気のお店には、Target、Walmart、Toys R US などがあり、これらのお店は転売人たちは「Big Box Stores」と呼んでいます。eBayで RAをしている人もいます。日本のアマゾン仕入れしている日本セラーさんもこの部類に入るのではないでしょうか。

 

RA と言えば「スマホでスキャンが命」です(笑)私は店舗スキャンが嫌いなので、オイシい商品を見逃していることも多いかもですね。一般的に仕入れ値は高くなるし利益率も低いことは多いですが、すぐに売れる旬な新品商品があります。ただ最近は「転売屋」を歓迎しない店も出てきているようで、同じ商品の爆買いなどの不自然な買い物客は拒否されることもあるようです。

 

8)ネット仕入れ

Online Arbitrage(オンライン・アービトラージ=OA)と呼ばれます。(6)の Big Box Stores のすべてはネットでも販売しているので、ネット経由で仕入れるということです。

 

初心者の頃は面倒な店舗回りも経験した方がよいと思いますが、ネット仕入れって本当にラクで良いです〜〜。

 

9)卸仕入れ

これもネット仕入れできます。ネットで「Wholesale」+ 商品名などで検索してみると良いでしょう。日本なら「卸販売」で検索すると良いのかな?

 

中国から仕入れている人も多いです。

私の素人な中国仕入れ記事 → 中国仕入れって難しい?

 

10)トレードショー(見本市)

私が最近参加したトレードショーについての記事を書きました。この件で書きたい記事がもう一つあるのですが、今のところ2つ書いています。

 

ASD記事(1)→ トレードショー4つの基本知識

ASD記事(2)→ ASDトレードショーについて

 

日本から eBayで販売されているたかしさんが、最近、東京の見本市に行かれたと書かれていました。ネット販売用の卸をしないベンダーもまだ多いようですが、時代に合わせて変わってくるのではと思います。

 

たかしさんの見本市記事 → 東京で開催のギフトショーレポ

 

11)古本市、書籍セール、図書館セール

大きな古本市を図書館などが定期的に行っています。書籍は非常に安く売られていることが多いです。無料〜数ドル仕入れで、特にAmazonで大きな利益を取れることが多いです。

 

12)倉庫の中身セール、大型オークション

企業や個人が借りていた倉庫の中身が丸ごと売りに出ています。オークション形式のことが多いようです。

 

あと、オークション(せり)イベントもあります。私はこちらはまだ調べてみたこともないですが。。。ちょっと男臭い印象があるのは私の思い込みかな?(笑)

 

13)地域のネット掲示板、Craig's List

アメリカでは Craig's List が有名ですが、地域のネット掲示板の「売ります」を利用する人も多いと思います。Facebookもよく聞くのですが、私は Facebook売買は詳しくありません。あと、新聞掲示板も未だに侮れないと聞きます。

 

私は「受け取りに関する連絡のやりとり」等が面倒なので利用しませんが、交渉やらメールや電話のやりとりが苦にならない人は利用されると良いでしょう。

 

あと、考えすぎかもですが、地元の見知らぬ他人に会うことになるので、身の安全も気をつけてください。私は掲示板は、仕入れ以外でチケット等を購入することがありますが、毎回、受け取りには非常〜〜に緊張します。

 

14)ヤフオク、eBay、Amazon、メルカリなど

ヤフオク仕入れは有名で、日本の方はお詳しいでしょう。

 

アメリカでは、eBay→Amazon パターンが多いかもですね。

eBay→eBay もありますし、Amazon→Amazon、Amazon→Etsy、eBay→Etsy、Amazon→eBayもあります。私もよくやっています。

 

1カ所のプラットフォームでしか売らないセラーもまだ多いですし、お買い物の際に他のプラットフォームと値段比べをしない顧客も意外と多いんですね。

 

この仕入れに限らずですが、安く仕入れて高く売る行為を、英語で「Flip」と言います。

 

15)質屋(Pawn Shop)

私が気が付く限り、アメリカの質屋って、治安が悪い、、とまではいかなくても、ちょっと小汚い地域に小汚く(?)位置してることが多い気がします。なので近寄り難い印象があって、店の外を歩いたこともありません。、、と言いながら、今グーグルしてみたら、我が市でも割と良い地域にもあるみたい。

 

いわゆる高級か、質の良い人気商品が利益の取れる値段で買えるのだと思います。値段交渉もできるのかも。近所で良さそうな場所も数店見つけたので、また機会があったら行ってみます。

 

 

あとがき 1

初心者の方は、以上の仕入れ先の多くに初めて足を運んだときに「何から見ていいか分からない」と怖じ気づいてしまうことがありますが、それは普通です。数を踏むうちに慣れるので、数回の経験だけで「自分は向いていない」と諦めないでくださいね。

 

あとがき 2(アンティークショップは仕入れに向く?)

冒頭に挿入した画像は「アンティークショップ」で撮影したものです。

 

アンティークショップは、アメリカ大都市の eBay & Etsy セラーは「仕入れ」ではなく「販売先」として利用します。多くのネット販売人は、複数のプラットフォームで販売しますが、その一つが「アンティークショップ」というわけです。店内にブースを借りて、商品を置いてもらうんです。

 

ただ、大田舎にあるアンティークショップなら、利益の取れる値段で仕入れができるかもしれません。大田舎にはアンティークショップが数多くあります。

 

 

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トレードショー4つの基本知識

ASDトレードショーについて

中国仕入れって難しい?

 

今、アメリカでは「自社ブランド商品」を作ってネット販売するというのが個人セラーの中でも非常〜に流行っています。

 

アメリカでは、Private Label(プライベート・レーベル)と呼びます。

 

自社ブランド商品の作成を教えるAmazonセラーたちの多くは、商品作成に、中国の仕入れサイト「アリババ」を勧めます。

 

 

ただ、起業したばかりのネット販売初心者には、大まかに以下の3つの理由で、アリババはちょっと敷居が高かったります。

 

1)「最低購入数」が「千」や「万」単位と、大きいことが多く、大きい資金が必要。

単価自体はアメリカ国内等の仕入れに比べるとかなり安いのですが、約束される購入数が大きいところがほとんどです。例えば1つ3ドルの商品でも、3000個の仕入れを約束する場合、9000ドルの資金が必要になります。

 

これに加え、この多量の商品の国際発送料や、最終注文前の確認のためのサンプルの購入代なども忘れてはいけません。大量の在庫を抱えるため、軌道に乗せる目的などで、宣伝(マーケティング、プロモーション)に資金を費やす人もいます。

 

売り手や商品によっては500個仕入れくらいまで下げる交渉に応じてくれるところもあるようですが、そうでないことも多いでしょう。

 

その代わり、単価は安いので、ちゃんと売る作業を怠らなければ、投資した資金を失うことはないと思います。仮に売れ行きが悪くても、値下げするなどで、最終的には少なくとも元は取れるはずです。

 

ちゃんと「売る作業を怠らなければ」です。eBayでもAmazonでも、始めてもすぐに辞めてしまう人が非常に多い。辞めてしまっては元も取れません。

 

2)違う文化を持つ相手との海外取引な為、信頼できる関係になるまでの敷居が高い。

何せ、一つのオーダーで、何千ドルものお金を使う、、ということを考えると、かなりの慎重さが必要になります。

 

アリババ取引先の多くは英語ネイティブでないので意思疎通は大丈夫なのか、説明通りのちゃんとした商品を間違いなく送ってくれるのか、そもそも、ちゃんと信頼できる取引先なのか、、など、取引にかかる資金額の割に心配事が多い気がします。

 

ご存知のように、中国製製品は質の悪いものも多いです。いやほんと、すごい質のものがあります。

 

「サンプルではちゃんとした商品を送ってくれたが、注文後の商品は不良品だった」「質が約束したのより悪かった」「お金だけ取られて連絡がつかなくなった」いろんなトラブルも聞きます。

 

3)そもそも、小さな個人は相手にされないことも多い。

特に今「アリババ経由で商品を仕入れてAmazonで儲けよう!」なんてことが、私たちのような小さなセラーの中で大流行りというのも助けてか、アリババのセラーは、毎日何百もの問い合わせを受けてると聞きます。

 

「自社ブランド製品開発」に限らず、AmazonやeBayで既製品を売ることすら、すぐにギブアップしてしまうセラーの割合の方が圧倒的に多い世の中です。自社ブランド開発のための問い合わせも、とりあえず質問して、結局取引に至らない買い手の方が圧倒的に多いのは目に見えますね。

 

なので、まず問い合わせても「返事をもらえない」ことが多いようです。または「(資金と行動力のなさそうな)個人でなく、ちゃんとした企業か」ということを重視する売り手も多いようです。なので「〇〇という●●商品を扱う会社の仕入れ担当」のような、嘘の問い合わせ文を書くように勧める人もいるようです。

 

中国輸入ってそんなに難しいの??

以上のような理由で、初心者の個人セラーにはちょっと敷居の高そうなアリババ中国輸入ですが、もちろん難しいわけではないと思います。

 

私も、今、初めての自社ブランド製品の作成に取り組み中ですが、今の所は、アメリカ国内仕入れです。アリババはまだ未経験の私ですが、将来、利用することもあるだろうと思います。

 

ちなみに、アリエクスプレス経由の中国仕入れはデビューしましたよ!

 

中国仕入れについて、私の浅い経験と知識から書ける利用法を、またそのうち書きたいと思います。

 

あとがき

つい最近、Amazonが、多くの身近なブランド品の出品規制を始めました。むーっちゃくちゃ身近な多くのブランドが、この規制対象になり、多くのセラーが面食らっていますが、これからさらに規制されるブランドが増えていく可能性もあります。

 

こんな動きにも合わせ、さらに「自社ブランド製品」を作って売っていくセラーが急増してくる感じですね。

 

実際にAmazonも、個人セラーには、一般の大手ブランド商品を多く扱うよりも、個人の自社ブランド製品を販売してもらうことを望んできてるとも聞きます。

 

今回は、アリババ難しそう〜〜的な記事になりましたが、最近はいきなり自社ブランド商品販売から始める人も多いほどなので、必ずしも難しくもないのでしょう。

 

出品や発送などの今の作業を行いながら、将来的に自分のブランド商品を作成するときのために、ちょっとした情報だけでも、頭の片隅に蓄積しといてみてくださいね。

 

あとがき 2

アメリカの学校では、小学校や中学校から、スペイン語や中国語がカリキュラムに入ってる学校もありますが、基本的に「外国語」は高校から必須科目になります。選択できる外国語の種類は、学校の規模によってマチマチです。ただ、どんなに小さな高校でも、スペイン語と中国語は必ず選択肢に入ってると思います。

 

中国輸入の情報収集を1年ちょっと前から少しずつ行っていたのですが、ちょうど1年前に高校に入ったうちの子供に「外国語は中国語を選択してくれる?」と頼んだら、私の「輸入交渉を助けて!」という一方的な理由に呆れられてキッパリと断られました(笑)

 

どちらにしろ、小さ目の高校なため、人気の中国語は前の年から定員が埋まってしまっていて空きはなかったようですが。。それに、うちの周りに中国人の知り合いは多くいるので、わざわざ自分たちが中国語を学ぶ必要もないのですがね。中国人セラーも英語での交渉に力を入れている感じですし。

 

 

 

米国のイーコマース個人セラーに人気のプラットフォームの「売りやすさ比較」をしてみます。

 

比較のプラットフォーム・手段(4種類)

Amazon MF、Amazon FBA、eBay、Etsy

 

**MF(Merchant Fulfilment・注文が入ったら、自分でお客様へ直接商品を発送する法)

**FBA(Fulfilment by Amazon・アマゾン倉庫に在庫を発送して預けた時点で出品が完了し、注文が入ったらアマゾンが発送してくれる)

 

比較する6項目

(1)出品のお手軽さ。(2)売れる商品の種類。(3)販売手数料。(4)集客力。(5)売れてからの手軽さ。(6)評価のもらえる率。

 

 

(ご注意)

他プラットフォームとの違いを表現するために若干大げさに数字を付けている項目もあります。

 

そして、私の好み等の「主観」も若干入ってるかと思いますので(笑)その辺もご了承くださいませ。あくまでの私の独断評価です。この比較は、セラーによっても異なると思います。

 

   

 

(1)出品のお手軽さ

 

Amazon MF ★★★★★(5)

Amazon FBA ★☆☆☆☆(1)

eBay ★★★★☆(4)

Etsy ★★★★☆(4)

 

 

これはAmazon MF軍配で文句ないですよね?

 

アマゾンの「出品」は、既に出品されている商品に便乗することができるので、その場合は「5」以上のお気軽さです。何しろ、画像を用意する必要がありませんし、自分で商品説明を書く必要もありません。ただ、自分で出品ページを作成する場合は、eBayや Etsy と似たようなプロセスを踏みます。この項目では、それらの要素も踏まえて評価を「5」にしました。

 

同じAmazonでも、MFの「5」に対し、FBAの評価を「1」にした理由は、「FBAの出品法(荷物の倉庫への発送法)を習得するまで」の大変さが大きいからです(こう思うのは私だけじゃないはず)。

 

一度習得してしまえば、アマゾンMFと同じで非常〜〜に簡単です。ただ、FBAの場合は「梱包、箱詰め、発送」も含めての出品なので、他の方法に比べ、一手間が加わります(後の項目で出ますが、この作業が終わった後の「手離れ感」はすごいですがね)。

 

eBay、Etsyの2つは「4」としましたが、「アマゾンの便乗出品」に比べたら「3」以下にするのが妥当かもしれませんね。「4」にしたのは、全くの私の贔屓目です(笑)

 

 

(2)売れる商品の種類 

 

Amazon MF ★★☆☆☆(2)

Amazon FBA ★☆☆☆☆(1)

eBay ★★★★★★★★★★(10+)

Etsy ★★☆☆☆(2)

 

最近また、アマゾンの出品規制が厳しくなりました。新たに出品規制に加わったのは、非常に身近な有名ブランド品の多くです。

 

ちなみに、今からAmazonを始められる人(または最近始めた人)は、食品、美容、健康なども規制されていますが、仕入れレシート等を準備すれば「規制解除の申請」ができます。カバン、衣類、ジュエリー等も申請が必要ですが、これらはレシート等は必要なく「イエス・ノー」質問に答えるだけで即効許可が出るはずです。(大口契約セラーに限定されてると思いますが)

 

同じAmazonでも、MFを「2」に、FBAを「1」にした理由は、FBAは出品できる(=倉庫に預かってくれる)商品がさらに少ないから。

リチウム電池、夏のチョコレートなどの商品などに加え「在庫の動きの遅いもの」なども今年になって制限され、FBAでは受け入れてくれない商品が増えています。

 

Etsyは、実は非常に工夫できるのですが、一応「ハンドメイド」と「20年以上古いビンテージ」だけと決まっています。

 

このカテゴリーはeBayの圧勝で文句ないかと思います。壊れたカメラ、使用済みのインクカートリッジなどのゴミがどんどん取引されている場所ですから。

 

 

(3)販売手数料

 

Amazon MF ★★★☆☆(3)

Amazon FBA ★★☆☆☆(2)

eBay ★★★★☆(4)

Etsy ★★★★★★★★★★(10+) 

 

これはEtsyの圧勝です。販売額に対し、手元に入ってくるお金が多くて本当に感動します。

 

それに比べ、FBAの販売手数料は高い!!

 

、、、それでもFBAの評価を最低の「1」にしなかったのは、アメリカ国内の場合ですが、アマゾン倉庫までの送料が非常に安いから。

商品によっては、自分で発送すると送料に20ドルかかるところを、アマゾン倉庫に送ることで、1商品あたりの送料が$0.50以下になったりします。もちろん商品によりますが、自分で発送するのに比べ、1商品につき軽く5〜20ドル浮かせることもできます。そしてFBAの場合、通常、高い価格設定が可能です。高くても売れるのがFBA。実際の「手数料」は高いですが、送料で調整できることもあるので割りに合います。

 

 

(4)集客力 

 

Amazon MF ★★★★★(5)

Amazon FBA ★★★★★★★★★★(10+)

eBay ★★★★★(5)

Etsy ★★★★★(5) 

 

これはFBAの圧勝ですね。文句ないです。

 

しかし、その他のプラットフォーム、MFもeBayもEtsyも、やはりすごい集客力です。多くの商品は、画像やタイトルなどのキーワードさえしっかりしていれば、特に宣伝する必要もありません。いや、ひどい画像やタイトルの商品さえよく売れています。

 

最近、eBay と Etsy で、一部の商品を「重複出品」しているのですが、今のところ同じ商品でもeBayで売れることの方が多い。ただ私の場合は、eBayの方が全体の商品数、評価数、経験年数も何倍も多いなどの事実もあるし、商品にもよるので、必ずしも Etsyより eBayの方が集客力が強いというものではないかもしれません。

 

プラスαで宣伝をしたい場合も、どこも、割と良心的な手数料で簡単に宣伝できるシステムを持ってくれています。ありがたいです。

 

 

(5)出品後のお手軽さ

 

Amazon MF ★★★☆☆(3)

Amazon FBA ★★★★★★★★★★(10+)

eBay ★★★☆☆(3)

Etsy ★★★☆☆(3)

無在庫 ★☆☆☆☆(1)

 

これも当然FBAの圧勝で文句ないです。売れた商品の発送だけでなく、返品などのサポートも受けてくれます。あとFBAで売れた商品は、悪い評価がついてもすぐに取り消してくれます。楽チンこの上ありません。出品の際に「梱包、発送」などの若干の手間が加わりますが、売りに出た後の手離れ感は素晴らしいです。

 

ただ、、アマゾンは常に「競合者に合わせた値段調整」、FBAの場合はさらに「倉庫にて紛失や破損した商品の処理の指示」等が必要で、大した事じゃないですが、面白みのない仕事で私にはつまんないですね(笑)値段調整は最近、Amazonからも「自動値段設定」機能ができましたが。

 

MFもeBayもEtsyも、手間はほとんど変わらないかな。。ただ、細か〜〜〜いことを言うと(1)Etsyは複数の発送物がある場合「まとめて住所ラベルを購入&まとめてスキャン」できるシステムがある。(2)Amazon MFは発送方法の種類が若干少なく、外部で住所ラベルを買う必要のあることもある。(3)eBayはFedex経由の住所ラベルも購入できる、、等の特徴があります。Etsy>eBay>MF???

 

この項目に「無在庫」というのを入れてみました(笑)いろいろ工夫法も存在してるのでしょうが、無在庫販売は、出品した後の作業や気苦労が大変だと思います。

 

 

(6)評価を貰える確率 

 

Amazon MF ★★☆☆☆(2)

Amazon FBA ★☆☆☆☆(1-)

eBay ★★★☆☆(3)

Etsy ★★☆☆☆(2)

 

Amazon FBA の客は、商品の販売に「人間」が関わってると実感しないので(?)ほぼ評価を残しません。「販売の数」は大きく拡大できますが、それに対する評価の確率は本当に低いです。

 

Etsyはまだ対等に比較するほどの経験が少ない私ですが、eBayの方が評価をもらえる確率が高い気がしています。Etsyは「セラー同士の横つながり」の強いことでも有名ですが、それでも「買う専門」の顧客も割と多いということかもしれません。私の商品の購入もEtsy内からではなく、グーグル検索で来る人も多いようです。

 

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あとがき

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ちょっと楽しみながら比較してみました(笑)。他にも評価に入れてみたかった項目もあるので、また比較できるほどの経験が増えたら、また似たような比較をやってみるかもしれません。

 

 

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先日、郵便について質問をいただいていたのですが、回答がコメントで反映されません(涙)

 

この現象、私のアメブロで時々起こるのです。

 

いつも、このアメブロのトラブルをグーグルしてみるのですが、このトラブルについての解決法を見かけません。私だけなのか??

 

ひょっとして、今までいただいていたコメントも、同じく「管理者が承認するまで反映されない」という通知のまま、私に届かなかったのもあるのかも???だとしたらすみません。

 

 

以下、アメリカから日本への小包郵便についての回答です。

 

読んでいただけると良いのですが、、、また様子を見て、コメントの投稿法が治っていたら投稿しなおします。

 

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国際プライオリティ郵便の保証

国際プライオリティ郵便は、普通の商品なら200ドルまで保証が発送料金に含まれているようです。それ以上の額の保証は追加料金を払えば5千ドルまで保証可能のようです。(nonnegotiable documentsと呼ばれる、おそらく小切手等に関しては百ドルまでしか保証なし)

 

配達で事故があった場合の保証申し立て

配達で事故があった場合は、差出人がUSPSに申し立てるようになっていると思います。

 

小包の料金計算

4パウンドの荷物を「箱」の小包として日本に発送する場合は、50ドルちょっとだと思います。35ドルというのは、「薄い封筒(書状)」の料金かもしれません。同じ重さでも薄い封筒と小包では値段が違います。

 

郵便の計算はこちらで → アメリカ国際郵便料金計算

 

ちなみに郵便料金は、ebayやアマゾンやEtsy経由で支払うと「コマーシャル・レート」と言いまして、約10−20%くらい安くなります。

 

オンラインで郵便料金を支払う場合

オンラインで郵便料金を払ってラベルを印刷する場合、私は支払いはPayPalで行っていますが、クレジットカードでも大丈夫なはずです。購入後、記録のためのメールが届きます。そして自分の郵便局口座にログインすると、過去にネット経由で支払った記録が全て残っています。

 

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あとがき

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今日はebayでもネットトラブルが起きているようですね。ログインは出来るのですが、一部のページに全くいけません(汗)

 

そして、アマゾンでは、最近、多くの身近な有名ブランドが「出品規制」に追加されましたね!痛手に成ってる方が多くいらっしゃらないことを願います。とりあえず、それらの商品はebayにて販売し、アマゾンは違う手で攻めていかなければいけません。

 

ちょっとバタバタしてますが、また更新します!

 

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前記事「先週ラスベガスで開催されたトレード・ショー(ASD)にて学んだ内容」の続きです。

先の記事でコメントいただいたのですが、日本語では「見本市」と言うようですね。「相応しい日本語は何だろう」と思っていたので助かりました!

トレードショーについて、ネット販売人目線で、今回は更に「4項目」を追加します。


1)現地に足を運ばずとも仕入れできる
実際に現地に足を運ばずとも、出展の卸業者たちの一覧がASDサイトで見れます(仮に登録が要だとしても登録は無料です)。

現地に行かずとも、リストで仕入れ先を見付け、ネット経由で商品仕入れができるということ。


「莫大なリストから仕入れ先を選ぶ」という行動は足を運ぶ前には途方な作業に感じましたが、結果的に今回の出展者リストを見れるだけでも良い収得になりました。

今回のASD出展ベンダーの一覧 → ASD Vendor Directory

日本国内で「輸入もの」を販売されている方にも便利かと。。



2)卸し仕入れの最低購入数はどれくらい?
多くの卸売業者が、割と小さな単位での購入を受け入れていました。「最低1ダース・1箱・数ダースから」注文できる、、というところも多くて、お気軽でした。

逆に卸売業者の中でも「最低2000ドルから注文」「500個以上から」な業者もあります。そして、当然ながら「生産業者」と呼ばれる類いの業者は「最低同じ商品を数千個」というのが多いです。

「1ダース」「1箱」単位から注文を受けてくれると、あまり深く考えず「お試し感覚」で様々な種類を注文できますね。おかげで、いくつかの卸業者に注文をしてこれました。「1単位2千ドルから」の場合、いくつも別の場所から仕入れると合計額が莫大になります。。まぁ、クリスマスまでの数ヶ月で多くが売れるでしょうが。。仕事量も含め、慎重な計画要なので帰宅後に物色です。



3)トレードショーに買い付けで参加するための準備は?初心者でも大丈夫?
ASDの「バイヤー持参リスト」には「転売許可証」「納税番号」「名刺」などがありました。プロっぽく見せるために自社ウェブショップも準備するつもりでした(これは間に合わず)。

結局、私が今回取引したレベルでは「名刺」が非常に役に立っただけで、その他のビジネスに関する証明等は必要なかったです(たぶん取引内容によるのでしょう)。

「名刺なし」で参加するアマゾンセラーも多いようですし、名刺さえもなくても大丈夫だったと思います。自社ウェブサイトも無用でした。ウェブサイトのないベンダーも多かったですし。

特に何も必要なかったと言っても、準備が良いに越したことはありません。なんせ自信を持って交渉できます。「名刺は?」と聞かれて、そこで差し出すものがあっただけで自信に繋がりました(笑)「転売許可証(州による)」や「納税番号(EIN)」もASD持参リストにあるくらいなので、持参するに越したことはありません。

服装は、何でもアリでしたよ。たくさん歩くので「スニーカー」を忘れずに!


参加するためのネット販売経験レベルも関係ないと思います。参加自体は無料だし。「様子見」「経験だけ」のつもりで何も期待せずに参加されると良いかも(私は後悔も覚悟していた)。ブース巡りが怖くなったら、無料セミナーを受けまくるのも手です。

前記事にも書きましたが、アクセサリなどその場で現金で買える物もあるので、お買い物で行くのもいいかも。

あと、特に初めての際には、お友達や家族などの「連れ」と一緒に参加すると不安材料も減るでしょう。夫婦や同性友達など「2人組」で参加してる人が多かったです。

特に初日は、出展のベンダー側も緊張した面影の人も多かったです。初めての時は「自分だけ場違い」な気分にもなるかもですが、それは多くの売り手と買い手も同じだと思うので気にする必要なしです(そう分かってても「場違い」気分は居心地悪いですが ← 経験ホヤホヤ)



4)トレード・ショーでの、アマゾン eBay Etsy セラーの立場
自分がネット販売をしているため、世の人たちもみんなネット販売してる、、と思い込みがちですが(笑)

おそらく実店舗を持つオーナーの参加が多く、逆にイー・コマースでの販売を歓迎しない・禁止している卸業者も多かったようです(特にアマゾンのことだと思う)。「スキャン禁止!」と大きなポスターを貼っているブースもありました。

アマゾン販売を許可している卸業者でも「販売額を守る条件つき」という場所もありました。多くのアマゾンセラーの手に渡ることによっての「低価格競争」を危惧して歓迎されないのだと思います。


ブースを訪れた際、まず第一声に「なんのショップをお持ちですか?」と質問されることが多く、私の場合は今回は主に、昨年オープンしたeBay2号店の専門分野を「〜〜屋です」「〜〜を売ってます」と名乗ってました(実際に、そっちの関連商品を探したかったので)。

これを、アマゾン専門セラーなら「I sell on Amazon」と答えてるのかなぁと想像します。

このイベント用に作った私の名刺は「肩書き」を「Online Retailer」にしたのですが、名詞を渡すたびに「へぇ、ネット販売なんですね」と、ほぼ毎回驚かれました。この反応を見て、実店舗のお客さんが多いのかなぁと思いました。でも拒否されたり「どのサイト?」「アマゾン?」と探られたりはしなかったです(笑)

ASDイベント自体は、ものすごくアマゾンセラーを歓迎して、これから更にアマゾンやその他のイー・コマース向けに変えて行く雰囲気でした。ASDサイトでもイーコマースセラー大歓迎ムードです。なので「I sell on Amazon」セラーでも苦労しないようになるはず。。


ただ、「スキャン頼み」で、過去に売れた形跡の商品だけを仕入れてる人は、これを機に少し別の見方に変えていくのもいいかも。


特に専門のストアを持っていない場合「I sell on Amazon / eBay」でもいいけど「I have a gift store / variety store」というのもいいかもですね。アマゾン専門の人は出品ページを他セラーと共有することが多いので「ストア」感覚はないかもですが。。とにかくアマゾンで「低価格競争」になっても「別の売り方ができる」という柔軟な気持ちがあるといいかなと思います。

私は今回、まずeBay専門店の分野でブース巡りを始めましたが、最終日までに、アマゾン&eBay第1号店(← 何でも屋です)、Etsy 用の様々な商品の仕入れと交渉ができましたよ。これを機に新しいストア開設も考案中。実店舗と違ってストア開設にお金がかかりません。

私は複数のタイプのストアを持っている性質上、名刺にもストアURLは結局一つも入れなかったですが、注文時に「どこのサイトで売るか」と追求されることもなかったです。


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あとがき
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今回も長めの記事になったので、予定してた「自社ブランド製品の作成について」は、また別のトピックとして別にアップにします。「自社ブランド製品」なんて、なかなかすぐに取り組める分野ではないかもですが、ふとアイデアが浮かんだときに、ちょっとした知識があると良いと思うので。

「自社ブランド製品」はもちろん「卸し仕入れ」自体も、資金がない場合はおススメできません。私は「自宅の不要品」販売から「リサイクルショップ(Thrift Store)で安仕入れ」しながら慣れていきました。これらは今も現役です(利益率が良すぎるし楽しいので辞められない)。

あと、資金があっても、ネット販売に慣れてなければどうかなぁというのもあります。私も昔にある程度の資金投資も不可能ではなかったですが、私的には「安く、少しずつ」が合っているようです。実際にネット販売を初めてもすぐに辞める人も多いですから、多額を投資する前に「この仕事が好きか」試してみるのは大事かなという気もします。あ、でも1ダースや1箱単位でのオーダーなら卸し仕入れでも気軽ですがね!

ところで、トレードショーには「スニーカーで参加」と上に書きましたが「歩かずに移動できる道具」も多くレンタルされていましたよ。下の写真以外にも面白いものも多かったんですが、撮影できず。。これらの道具も、元々はここのトレードショーに展示されてた商品だったようです。

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卸し仕入れに利用できるトレードショーとは 2016-08-11