これからのこと、友だちのこと

熱海に越してきて3年目になりました。

縁もゆかりもない土地にほぼ勢いで移り住んだので、友人知人がゼロなことか不安で仕方なかった時期がありました

さみしがりやだもんでね。。

焦って関わりを深めてオカシナ事になったり

なんだかなぁ…な２年ほどがすぎて

「新しい友だちはいらない」

と思ったらすごく楽になりました

ちょっと言葉は極端ですけどね…

そこからは、これまでの人生で仲良くいてくれた大切なみんなをこれまで以上に大切にすることに集中しました

肩のちからが抜けたせいか、おかげさまで、新しい土地でもよい関係の新しい仲間や友だちが少しずつできてきました

わたしはわりと大人になるまで友達がものすごく少なくて悩んだ時期もありました

誰とでも仲良くなれたらいいけど、

なかなかどうしてそれができなくて…

モノゴトには向き不向きがあるからしかたない

人との距離感が不器用過ぎて、今でも人間関係についてずいぶんな苦手意識があります。

「友だちになって」とか

「わたし達、友だちだよね？」

みたいなことを言われると

自分のなかのやわらかな部分をギューっとつかまれてしまうような気がして、こわくなって大急ぎで逃げちゃいます

そういうような台詞が自分に向けられことが人生であると想像もしたことなかった。。怖がりなんでしょうかね…

よい印象を持ってくださって近くまで来てくれただろうお相手には本当にごめんなさい！です

あまりにもそういった事に振り回されるので「友だち」ということについてかなり深く考えていたこともあります。

もちろん答えなんてものはなかった！

友だちとは「なる」もの。

ほしいと望んで得るものではない。

確認が必要な関係は「友だち」とはちがう関係性なんだろな。

自分のなかでは、そんなかたちで腑に落ちています。わたしの特徴のひとつ＝小難しい、ぴったり（笑）

幼稚園の時の担任に保護者面談で「オタクのお子さんは変です」と言われてびっくりしたことがあると母から聞いた時はわたしもびっくりでした

デリカシーのない言葉えらびをする担任だ（笑）

母に聞くところによると小さい頃のわたしは

みんなが楽しく遊んでるのを

少し離れたところから

眺めていることが好きで

おとなしぬひとり遊びを楽しむ

そんなタイプの子どもだったそうです。

ええ、ええ、根暗です！（笑）

今でもそういった部分は変わっていなくて

お祭りは好きだけど

少し離れた場所で眺めていたい

理解できない爆音が怖いのでお祭り騒ぎは苦手

みんなと何かすることは楽しいけど

個人行動できる自由さは必要

強すぎる好奇心をいつも満たしていたいマイペースなワガママ野郎です。ごめんなさい！

仲良しと出かける旅も好きだけど

ひとり旅も好き

行きたいところやりたいことが同じ時は一緒に、そうでない時は別行動もOKよ♪な仲良しがほとんど

ベビーマッサージを始めた頃から少しずつ

子ども達と過ごす仕事の量を増やしてみて

ひとりとして同じじゃないのは変わらないけど、今でも日本の教育現場にはわたしが子どもの時と似たような不自然なことがいっぱい！

とびっくりしました

例えば、

「個性をいかす」

についてはよく話題になるけれど、

現場では安全性の面もあって

「今から８分後に校庭の一番低い鉄棒の前に２列で集合ね！」

みたいな指導が多く行われています。

分刻みって…

軍隊じゃあるまいしね…

極端かもしれないけど

個性をいかしたら

・時間通りに到着しない

・ちがう場所に集合しちゃう

・列にならばない

・必要ないと思われるものを持って来ちゃう

・来ない

なんて子もでてくるのは自然だと思います

個性をいかすこと、と、集団で過ごすことの意味を知ることのバランスが大事なんだとわたしは思います。

わたしはそのバランスが偏ったタイプの子どもだったから「変な子」とされていたんでしょうね

今では、自分のそういう部分を「そんな個性を持っているんだなアタシは」と受け入れているけど（治そうと努力したけどできなかったからあきらめた）、他の子とちがうこと、変わってること、数が少ないほうなことは「よくないこと」という長年かけて身に染みついた習慣のようなものを消化するのには長い長ーーい時間がかかりました。

あのころはつらかった。

今じゃほとんどは笑い話しにできるけどね