本日は、

学名につくsp.spp.ssp.についてです。


名前似てるよねーww


ってことで一気にまとめます。


※前回までのことは↓こちら

var.

f.

cv.



sp.は、「species」の略で、

種小名のこと。

「.」ピリオドは、単語を略してますって意味。



属名はわかるけど、

種小名まではわからないよーって時に使います。


チランジアの場合、

チランジア(Tillandsia)ってことまではわかるけど、

そのあとが判断つかないってことです。


そんな時は、


Tillandsia sp.」


を使うわけですね。

そうすれば、

名前わかんないけどチランジアってことになります^^


チランジア属の1種


チランジア属の何か。

チランジアの未記載種ってことにもなります。

同定不能にあたり、未分類だったりして学名がまだ付けられていないもの。




新種のチランジアってことですな(´∀`)




「spp.」は

sp.の複数形。


Tillandsia spp.は、

チランジア属の植物はいろいろあるけど

種小名(イオナンタとかブルボーサとか)までは同定していないという意味です。

・チランジアのいろいろ

・いろんなチランジアってこと。





続きまして、

「sp.」と似ている「ssp.」です。

「subsp.」という書き方もあります。


こちらは「亜種」。

「subspecies」を略しています。


種とはすこし違う形を持ち、

分布も種とは異なるものに使われます。


別種とするほどじゃないけど、

変種の場合よりも違いが目立って、

特に分布区域のずれがはっきりしている株だね。って時に使うもの。

チランジアでよく目にするものは、


Tillandsia paleacea ssp. apurimacensis

チランジア・パレアセア 亜種アプリマセンシス

  


ですね。



パレアセアの亜種という意味。

パレアセアがさらに細分化していること。

以上です!

そんなこんなのsp./ spp. / ssp.でした!