獣の奏者Ⅰ闘蛇編/上橋菜穂子 | ひねもすのたり

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民主党のおかげで政治に興味を持ってしまった庶民のブログです。無断転載・無断リンク大歓迎。キムチ好きそうな方々がコメント欄を荒らしに来ますがスルーでヨロ^w^

ずっと前にアニメで見たことはあったので、原作を読んでみました。

同じくアニメ化された精霊の守人はすでに読んだことがあったので、文章や構成は信用していましたが。
期待を裏切らなかったです。

馬車に乗ったり、剣で闘ったりしていて、鉄砲はないという、精霊の守人と同じくアジアンな中世風世界です。
そこに王獣とか闘蛇とかいう、架空の獣が登場するわけで。
主人公のエリンは、闘蛇を育てる闘蛇衆の村に生まれ、色々あって、王獣保護場の学舎の教導師になるので、闘蛇とも王獣とも深く関わることになります。
さらにこの王獣と闘蛇は、この世界では強力な兵器であり、政治を左右する生物なので、闘蛇と王獣について特別な知識を持っているエリンは否応なく政治に巻き込まれることになります。

なんていうか、だんだん話が大きくなるというか。
最初はただの貧乏な母子家庭の子だったのにw
まあ、面白いです。
わりと一気に読んでしまいました。

アニメは原作に忠実だったようで、ダミヤの声が石田彰の声で再生されて困ったww
イアルが趣味で箪笥を作ってたのは意外でした。
アニメでは、箪笥じゃなくて竪琴だったような?(曖昧

この「闘蛇編」は1巻なんですが、すごく良いところで終わってました。
週刊少年ジャンプみたいにw
児童文学って、こういう終わり方して良いんですか?
ハリーポッターだって、ちゃんと話のオチつけて終わってたのに。

図書館で借りたんですが、それで返却するときに「これの続き読みたいんですが」ってきいたら、すぐ2巻と3巻を持ってきてくれました。
4巻はまだ貸し出し中でなかったようです。
そんなすぐ読めるかどうかわからないから、続きの2巻だけでよかったんですが、なんか断りにくくて3巻も借りてきた。
(そもそも1巻もどこにあるか解らなくて、探してもらったし…)
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