お次も世界遺産に登録された古代の総合病院、アスクレピオン。
こんな感じです。紀元前4世紀から紀元後4世紀に使われていた病院施設です。800年間も!
『聖なる道』です。
ここは神への敬意として瀕死の患者や妊婦が通ることは許されませんでした。(今は瀕死の患者や妊婦優先ですよー)
両脇で医療に必要なものや書籍が売られていました。
振り返ってみた。
向こうにトラヤヌス神殿と劇場が見えます。
ここと地下道で繋がっていました。
聖なる道を越えると蛇の彫刻を施した円柱。
3つ彫られていたので3つとも挙げます。
脱皮する蛇を再生のシンボルとしてとらえていた。

アスクレピオス神殿。
病院施設ですが当時は当然神殿もありました。
こんな感じ。図書館、病院入口、神殿、と並んでいました。
病人たちは病を治すために生け贄を捧げて神殿を参拝しました。
こちらの円形が神殿跡です。
病人が見た夢で神官たちが治療法を決めました。
病院施設の柱も神殿の柱に似てる。
そんな感じで治療も神がかってたからね。


この辺りは病室でした。
アスクレピオスで病院施設全体再現図。
『聖なる泉』です。
集中治療室です。
部屋を覗き込んでみました。
なんの治療してたんだろ。
劇場です。
こんな感じ。日本だと縦穴式住居とか、穴で暮らしてた時代よりずっと前に‼️
登ってみました。
音楽も治療の1つでした(誰やそう言ったやつ)
西側のギャラリーです。

南側のギャラリーです。
通路など。
浴室です。
病人たちはここで身体を清めました。


地下道です。
ここから診療所(治療室)に向かいます。
地下道はこんな感じ。
このトンネルは『神聖』と『俗世』の境界でした。
抜けるとそこは神聖の場、診療所です。
円形です。
ぐるっと一周しました。
何枚かの写真、みてね。




ここは図書館かなあ?
トンネルを通るのは治療が信仰的意味があったことを示します。
自分の病治すために人を殺して生け贄にすんなよ
重症患者や妊婦無視すんなよ
夢で治療きめるなー
音楽では病気治らん~
ツッコミどころ満載でしたが知識もないこの時代の医療、非常に興味深かったです。

ここは1.5時間の駆け足見学。

大急ぎでイズミルに向かいます。
到着はまた夜遅く。
ちゃんと着席して食事するひまはありません。
毎日これ!