イスタンブール2日目も雨、風、0℃。

今日はアヤソフィア見学。

オープン15分前に長蛇の列

後ろにはブルーモスク
西暦325年に建築されたときはキリスト教教会として建てられた。
そののち様々な宗教に利用されながら今に至るトルコの歴史を語るアヤソフィア。

ミナレットの形式が異なるのは様々な権力者がそれぞれを作ったから。
こちらは赤レンガで作られたもの。
でもふつうリフォームするときは4本あるものは形状揃えたくなるような🤔

入り口。
1日5回ある礼拝の時間を避けて訪問しなければなりません。
15分待って身体は凍えてます。半世紀にわたり博物館として使用されていましたが2020年7月からモスクとして利用されています。今では完全にモスクとして機能しています。
では入ります。
まず外廊です。
次に内廊。アヤソフィアがキリスト教の聖堂だった4世紀~5世紀頃は、洗礼を受けてない者はここまでしか進む事ができませんでした。
天井は黄金。
壁は大理石。

『皇帝の門』です。皇帝が祭礼に参加したときだけ使った門。
門の上部には「キリストと皇帝」のモザイク画。
中央に立つのは「イエス・キリスト」、左右の円の中には「聖母マリア」と「大天使ガブリエル」
男子に恵まれなかったレオーン6世は、4番目の妃「ゾエ・カルボノプシナ」と結婚する際に、キリストに許しを請うた状況だそう。結婚は3回までしか認められていなかったのだそう。

こちらは別の門の壁画。
モスクなのにイエス様、マリア様。

大広間。
自然光とシャンデリアの調和が美しい。
ステンドグラスもあって様々な宗教の場として使われてきたことが伺われます。
オスマン帝国の侵略前夜キリスト教徒たちはここに集まり夜を通して祈りを捧げたと言われています。
柱や床、壁に使用されている白い大理石はイスタンブール南西の「マルマラ島」で採掘されたものが、緑の大理石はギリシャのテッサリアで採掘されたものがメインで使用されています。
使われている柱は一枚岩なのだそう。
大小107本の柱から成ります。

聖地メッカの方角を示す「ミフラーブ」
エルサレムの方角と少しずれたメッカの方角に写し変えたため建物の中心から少しずれる。
ドームは中心に太陽が描かれている。
太陽の周囲はコーランの重要な文言。
四隅の天使は顔が隠されている
1つだけ顔をオープンにされています。
「オンファリオン」と呼ばれる立ち入り禁止の四角形(約5.6m四方)のエリア。神聖なエリアなのだそう。
円盤が8つ釣られている。
ラクダの革で作られているのだそう。
アラビア語でアッラーや預言者ムハンマドの名前などが書かれています。
愛猫ソフィア。
スルタン専用の祈りの場。

ここなんだろ
こちらは図書館。
「沐浴用の壺(ベルガマの壺)」です。
この壺には伝説があります。かつて貧しい農夫が金貨の入った3つの壺を掘り当て、スルタン(皇帝)に献上したところ、スルタンは農夫の正直さに感心し、3つのうち1つの壷を褒美に与え、残りの2つをアヤ・ソフィアに運んだとされています。
女性用のお祈りの場所。ここは誰もいない。ここでこのブログを書きました。
こちらの子猫、ソフィア。彼とふたりぼっち。
礼拝の時間が来ました。見学者はみんなぞろぞろ退散~💫

※2階の博物館は改修工事中で見れず。