モンジェイックの丘に登ります。
バルセロナの街が見渡せる。
サグラダ・ファミリアも見えるよ❗↓
拡大
お目当てののカタルーニャ美術館。
世界トップクラスの美術館です。
まずは最古のロマネスクから。日本の平安時代あたり。
“ロマネスク”というのは『堕落し粗野になったローマ風の建築様式』という小バカにしたネーミングなのです。
顔の傾きが滑稽ニコニコ
遠近法や写実性などの技術がなく人々の表情は乏しく単純に見える。
鋸で顔を切ったり人を茹でたりしてる恐ろしい場面もなんだか滑稽でしょう?
このビビッドな色使い↓はのちのピカソにも影響を与えたようです。

柱頭彫刻↓。化け物や3頭身の人間。
元々ピレネー山中の教会にあった、内部のフレスコ画を引き剥がし運んで、美術館の壁、柱に貼り付けて再現し、展示しています。
荘厳さも威厳もないイエス様
稚拙でコミュカルな絵や彫刻になった理由は、技術が貧弱であったのかと言うとそうばかりではなく聖アウグスティヌスの言う「美は物質的な塊の中に求めてはいけない」という思想などがその時代は強く影響していたからだそうです。
館内の巨大なドーム。
ではここから時代は進みゴシック様式。
ぐんっと写実的で表情豊かに。
聖母子像↑
キリストの頭部↓
歯が抜けた❗
斬首!人々の表情が豊かです。
足を取り替え。(直訳してるのでわかりにくくてすみません、私もわからない)
ロマネスクのそれとぜんぜん違ってます。
聖アゴスティンの聖別式(ジャウム・ウゲート)
ふっかーつ
イエーイ👊😆🎵(どうしてもそう言ってるように思える)

そしてここからはルネッサンス、バロックの時代。
子供のお披露目。
聖母子、聖イサベルと
聖ファニート(ルーベンス)
聖ペテロと聖パウロ
(エル・グレコ)
聖バルトロマイの殉教
(ホセ・デ・リベラ)
「結婚式」
マルメロと柘榴の実の籠(ファン・デ・スルバラン)


最後はピカソ、ミロ、ダリに代表される近代美術。

IBMの壁画(ジョアン・ミロ)バルセロナIBM支店の壁に描かれたミロの壁画です。
ガウディの建築の壁
ガウディの作った家具
ガウディ作品
ピカソの初期の作品。(うわー、まとも。)
いとこたち。マドリードのズロアガという有名な画家。
父の肖像。サルバドール・ダリ。
サルバドール・ダリ
こちらもサルバドール・ダリ
こちらは世界大戦の様子
「ファシズムを壊せ❗」スペインの画家
帽子と毛皮の襟を付けた女性(パブロ・ピカソ)
狂ってきた時代のピカソの作品❣️ラブ
ゴメス。いつもいちばん弱いのは女と子ども。
ミロ。なんかほっこり。
ロマネスクからゴシック、バロック、ルネッサンス、ミロ、ダリ、ガウディ、ルーベンス、ピカソ
盛りだくさんすぎて疲れはてました。
12ユーロ2000円とバルセロナにしては破格の安さ。
和洋中伊仏墨韓オールビュッフェ的、お得感満載の楽しすぎアトラクション的、1500年タイムマシン的美術館、ここ好きです❣️