週末のハバナ。扇風機や自転車などの家電用品や日用品を売る店に人だかり(つっても日本の1/1000くらいの品揃え)。店内を覗き込んでます。
ボディソープはどこにもなく2日目にやっと見つけた石鹸2ドル350円。
ごしょう大事にします。

マルティ通り。歴史ある並木道。
ここでシャネルが2016年にものすごい豪華なショーをしました。

革命博物館。キューバの歴史を見たかったのにクローズ。
隣接の戦闘機を展示してるエリアのみ入れた。
キューバの歴史をざっくりと。
キューバはスペイン人に侵略され破壊され虐殺され感染症の持ち込みもあいまって先住民が激減しかわりの労働力としてアフリカから大量の黒人を奴隷として連れてこられ一時期イギリス支配にとってかわりカリビアン海賊たちから襲撃されまくりその後400年ものスペイン支配からアメリカ支配にかわり時の政権、親米派のバティスタにより国民の不満がマックスになったところでチェ・ゲバラたちによる革命が起こった。

その革命の際に用いられた戦闘機などが展示されている。

アメリカの偵察機を撃墜した戦闘機。
墜落した米軍機。アメリカはPlayaGiron の地を攻めたことを認めなかったため米軍の遺体は1979年まで残されたままだったらしい。都合の悪いことを隠すのはロシアもアメリカも同じ。
キューバ海岸から軍人や武器を運んだ海賊船。
ソ連の戦車。第二次世界大戦当時の最高級機。
米軍機「ヒューストン」を撃墜した。
PlayaGironの戦いで活躍したイギリスの戦闘機。
バティスタ独裁政治の際に使用されていたアメリカ製の戦闘機。

1957年親米派のバティスタ大統領官邸襲撃のために使われたトラック。
銃痕があちこちに。
サトウキビ畑の労働者たちによって作られた装甲車。⬇️カミーロ・シエンフェゴスが使用した。
「グランマ号」。カストロやゲバラが亡命先のメキシコからこれでキューバに密航した。革命のシンボル。
ガラスケースに納められてて警備も厳しい。

革命の炎
キューバから見た革命の歴史、興味深かったです。
アメリカの戦闘機博物館も大日本帝国を狂った悪の枢軸みたいな扱いをし(事実だけど)、自分たちを悪をやっつけたヒーロー扱いしていました。

プンタ要塞。カリビアン海賊から守るために作られた。

大砲が見える。
海を渡って向こう側にはモロ要塞。
1762年にイギリスに襲撃占領されスペイン政府はフロリダと引き換えに取り戻した。でももともとスペインもここキューバを襲撃して大量虐殺して占領してたのだけど。
要塞としての必要がなくなってからは牢獄、今は灯台として使われている。

混んでて口コミ評価の高いADRIANでランチ。
キューバ国民の主食、黒豆の炊き込みご飯のモロと魚のソテー。
メキシコ人もこちらの人も野菜に酢かライム絞って食べる。ヘルシー。真似しよう。
1000ペソ。
がいくらくらいかまだわからん😵🌀

相変わらず鍵がかかってて店員が一人ずつ店内に入れるシステム。盗難防止用に鞄は預ける。
品数少なすぎの街中のスーパーマーケット、品数少ないのにいらんやろ?みたいなものが大量にある店内。
米、塩なんかの調味料、卵、鶏肉、日用品等々は配給制で、市場価格の数百分の1で買えるらしい。
これらは贅沢品ってこと。

市場。
フルーツ天国で野菜も十分ある。
週末になると露天市場が出てたけど民芸品みたいなものはあるけど日用品がとにかくない。
石鹸も歯磨き粉も高級品でした。
学費も医療費も無料。社会主義国でした。