銀鉱で栄えたサカテカスの町は歴史地区として世界遺産に登録されています。
こちらは町中心にあるカテドラル。
銀鉱で莫大に儲けた貴族たちがこれまた莫大なお金をかけて建てたもの。
↑こちら側の彫刻はメキシコの土着文化とキリスト教文化の融合したものでもうめちゃくちゃ繊細かつ豪華絢爛
建築に140年かかったそう。最初に計画始動した人たちは自分の生きてるうちに半分すら完成しないこと知っててよく始められたなとか、よく世代を越えて引き継ぎできるもんやなとか考える。一世代20年として7世代よ?
目の前の立派な建物はオルテガ市場。
ブースごとに民芸品やお菓子屋さん。
お気付きだろうが建物がぜんぶピンク色。
この辺りの砂岩が赤みを帯びててこういう色になるらしく「ピンクシティ」とも呼ばれている。
こちらはサント・ドミンゴ教会
見てよこの豪華絢爛すぎる内装。
当時どれだけお金があって繁栄してたかよくわかる。
この過剰なまでに装飾を詰め込んだバロック式建築をチュリゲラ様式というらしい。
栄華を極めた時代を彷彿とさせる。
見て!この中世ヨーロッパにタイムスリップしたような町並み。
ディズニー映画や物語やアニメで見たことのある世界。
サカテカスのこの町並みも歴史地区として世界遺産に登録されています。
空には観光用のゴンドラ。
ゴンドラは丘へと。
しばし中世ヨーロッパの町並みご鑑賞を。
こちらは学校。
子どもたちのガヤガヤ声は世界共通だなと。
聞いてみてね!↓
こちらは市庁みたいなものかな。
そしてエデン鉱坑。
サカテカスの住人たちとツアーにGO❗
トロッコで坑内へ。
あっという間に真っ暗。天井にはデカイコウモリがびっしりと🦇🦇🦇でっかポーン
左から準に初期→中期→後期。服装も道具も進化してる。
なんとこの銀鉱坑の中にレストランバーがある🍸️✨🍸️ひえっ。
大事そうに光を放つ袋を持った先住民。この中身こそがサカテカスに巨万の富をもたらした銀。
写真撮ってもらったら「キッス、キッス」のかけ声にキスの真似したら「ひゅーひゅー😍💖🎵」と大盛り上がり。メキシコ人、陽気すぎる。
ちなみにツアーは全員メキシコ人で外国人は私だけでした。基本スペイン語ですが私向けに英語で説明してくれました♥️ラッキー😃💕
この鉱坑、380メートル。レベルわけされてて私たちはレベル7のうち4まで行ける。底には美しく澄んだ水。動物や魚もいるんだそう。
銀が採掘されるとわかり多数のマヤ先住民が強制的に採掘作業に連れてこられた。アフリカからも奴隷を連れてきた。過酷な労働者は先住民、搾取して巨万の富を得たのはスペイン侵略者。
ここでもキスコール。やだーっ。
右側の人、明らかに小さいですよね?
大人が入れない狭い通路を細部に渡り子どもを使っていた。子どもは8歳から働きたいてい二十歳までに死んでいた。
ものすごい深いです。
地底湖から必要に応じて水も汲み上げていた。
このキラキラしたの銀じゃね⁉️と思ったら違うらしい。当時の坑夫たちは判断できてました。
爆発させて掘り進める。私も真似💣️

美しい。
犠牲者への祭壇。
感謝状。

たくさんの死者が出た。毎日毎日数人死んだ。800万人が死んだ。骸骨☠️
鉱坑に馬まで入ってお仕事させてた。
インコを常に携帯して酸素や毒ガスの探知代わりにしてた🦜🦜
この帽子は中期のもので土砂が頭や肩にぶつかるのを不正だものだが十分ではなかった。
坑夫たちの道具。

銀鉱の終着点。1960年に終了しました。

佐渡の銀山と構造が同じすぎた。写真を見せると、わー!同じ!とガイドさんたちもビックリしてた。日本に遊びに来てね、っていうと僕たちは貧乏だから日本にはいけないと言われたけどメキシコ人まだ気付いてないのか、(日本人も気付いてないしな)日本は貧乏になってレストランも宿泊費も交通費もメキシコとほとんど同じだよーっこの銀鉱の入場料(150ペソ1450円)の方が佐渡銀山(2ヶ所の鉱坑で1400円)より高いしと伝えておきましたとさ。
坑夫のロケはいつも怒っていた。(たぶん搾取されてることや奴隷として扱われてることに対して)
ある日大きな輝く石を隠し探しに行ったが見つけられずそのまま土砂に飲み込まれた、という言い伝え。
大きな口を開けて助けを求め叫ぶロケの顔↓と言われてます。

ここからは博物館。
ガイドさんはここからはないので詳細わからずですがこんな感じ。