先日の公共放送ラジオ深夜便午前3時台は、「昭和33年の流行歌」でした。昭和30年代前半というと、当方は、三橋美智也、春日八郎両歌手を思い浮かべます。しかし、当夜はこの二人は登場せず、別の思惑が選曲担当にありました。

 

1曲目の「有楽町で逢いましょう」を聞いた時、アンカーがコメントしました。フランク永井歌手がジャズ歌手から、大衆歌手へと転身した1曲目だったのです。当時有楽町駅そばにあったデパートの宣伝歌だったのですが、凄く売れて、同歌手の歌が、その後連続してヒットしたのです。

 

そして、5曲目が「無法松の一生」で、村田英雄歌手のデビュー曲です。古賀政男さんによるスカウトでした。