先日の公共放送ラジオ深夜便午前3時台は、「作詞家吉岡治作品集」で、10曲が流れました。アンカーが、ラストの「天城越え」(石川さゆり歌手)を紹介するときに使った「女の情念」が全体に共通する概念と受けとめました。

 

そして、このアンカーは、1曲目の「命くれない」(瀬川瑛子歌手)を紹介するとき、驚きの指摘をしました。命くれない、には二つの意味があると言うのです。夫婦において、命を紅に燃やす想いをもつ、生命を呉れないかと激しく思う、の二つです。

 

これは、前者でも、「誰かに盗られるくらいなら、あなたを殺していいですか」とあって、共通しています。さすが、大ヒットメーカーの大作詞家です。