先日の公共放送ラジオ深夜便午前1時台は、「師匠を語るアンコール」で坂本冬美歌手が作曲家猪俣公章氏を語りました。2022年8月15日の放送の再放送です。

 

当方は、少しうとうとしていましたが、坂本歌手の声で目が覚め、デビュー曲「あばれ太鼓」の話に傾注しました。師匠からの指導は、歌い出しに「ん」をつけろ、とのことでした。

 

確かに、出だしで踏ん張る印象があります。これは、力強い「ん」の効果だったのです。当時は、理解が及ばなかった歌い手は、デビュー時期を明確に来年春と言われて、元気が出たといいます。

 

そして、この歌を含め約10曲を師匠は作曲し用意し、そこから選びました。師弟愛の賜物です。